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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C018504

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年3月12日)

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今回の“絆”ミーティングは、環境共生部の若手・中堅職員を集め「いま環境行政に求められていること」をテーマとして開催しました。
はじめに清水市長から「環境行政の最前線でがんばっているみなさん、日頃専門的にやっているみなさんから御意見、また感じていること、あるいはこれから目指すべき方向性などを含めて御意見を伺えればと思います」とのあいさつがありました。

職員に語りかける市長

職員からの主な意見

  • 環境に全く関心がない人に少しでも関心をもってもらうため、啓発ポスターやチラシを作る際には、いろんな方に目に留めてもらうような工夫をいつも心掛けています。昔から、行政が作る文章は分かりにくい、文字がたくさんあって読む気がしないとかよく言われていますが、なるべく多くの方に私たちのメッセージを伝えるためには、より簡単で分かりやすい情報提供をしていくことが必要と感じています。
  • 環境に対する課題はいまや多種多様で、環境分野以外の知識や視点が必要とされていると思います。普段の業務でも、会議にいろいろな所属の方が参加していたり、また照会ものでも、意外な局からの照会が環境に関わっていたりと、局を超えた業務がたくさんあるのだと気づかされます。
  • 「いま環境行政に求められていること」というのは、世の中のライフスタイルを変えるということかと思います。省エネというのは、省(はぶ)くエネルギーというよりも、少エネ、少なくするエネルギー。エネルギー消費の絶対量を減らすということを主眼にライフスタイルを変えていかなければならないのではと考えています。
  • 今さいたま市は他市に負けないくらいの規模の補助制度を持っており、来年度についても様々な補助メニューを用意しています。それこそ日本で最も進んだ補助制度を持っている都市ではないかと自負しています。ただ今後のことを考えると、あくまで補助金というのは導入のきっかけを作っているということなので、これからさいたま市が進むべき方向性としては、導入したものをいかに使っていくのか、また導入した方々がその良さをみんなに広げていただいて、市全体で使うエネルギーを少なくしていく、あるいは再生可能エネルギーの可能性を拡大していくということが重要であると考えています。
  • 震災以降、市民や事業者の方の意識が変わったように感じます。今までは「普及啓発をやっていればいいのでしょう」というレベルだったのが、様々な提案をいただくようになりました。これを行政としてどのように広めてさらに多くの人に発信していくか、コーディネートできるような役割を担っていきたいと思っています。
  • 環境面で生活の質の向上ができるということが環境行政に求められていることなのかなと感じています。子どもたちが一生住みたいと思えるような都市(まち)を作ることが大事なのではと考えており、活力のある都市を作っていくことが肝要なのかなと日々考えながら業務を行っています。
  • 行政、事業者、市民の方の目的、目標を明確化する。目標に向かって行政は行政でどこまで、事業者は事業者でどこまでできるか、市民はどこまで協力できるか。それを後から追加していく。まずは目的、目標を明確化する、それがどんな事業を行うにも重要かと思います。
  • 行政に頼ってしまうところが多いので、目標を作るコーディネーター役を設けていかないとうまくいかないのではと考えます。いくら行政側で二酸化炭素を減らすよう数値目標を示して呼びかけても、企業としては利益が出ないとなかなか取組めないようです。こちらも企業の事情はよくわからない。コーディネート役の人に目標に向けて案内してもらわないとなかなか協働というのは進まないのかなと思っています。
  • 今年は原発事故の関係で不安を抱える母親たちからの相談が多くありました。何とかなりませんかとか、何か分かりますかとか。私も勉強しながら職員であるとともに一市民でもあるので、お伝えする前に、自分で勉強して「ああそうか」と分かり、少し得をした気分になりました。いわゆる「お得感」があれば、みんなの行動につながるのではと思います。
  • いま環境対策課が進めているエコドライブですが、エコドライブすれば確かに環境にはいい。でもそれだけではみなさんやる気にはならないと思う。そこに燃料消費が減って家計も助かる。さらに安全運転にもなって人にも優しい。1つやることでいくつかの効果が出る。そういうことが目に見えて分かるようなPRの方がみんなの関心を引くのではと思います。

最後に清水市長から「100年後のさいたま市、どういうふうなさいたま市を創りたいのか。これを思って仕事をして欲しい。ぜひ職場の中で話し合ってください。自分たちの使命って何なのか、自分たちはどういうさいたま市を創りたいのか、その思いをみんなで共有できたらそういうまちになると思う。さいたま市はまだまだ良いまちになります。頑張っていきましょう」と話がありました。

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