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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C017763

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成23年12月19日)

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今回の“絆”ミーティングは、外部機関へ派遣され、市に帰任した職員と『派遣を経験し、学んだこと、活かしていること』をテーマに開催しました。はじめに、清水市長から「さいたま市の外に出て研修をしてきますと、仕事のやり方も意識も仕組みも全て違う環境に身を置くことで、市の良い所や悪い所が見えたのではないでしょうか。また様々な人とのつながりもできたと思います。貴重な体験をしてきた皆さんに、今後しっかりと学んできたことを活かしていただきたいと思います」とのあいさつがありました。

職員に語りかける市長

職員からの主な意見

  • 私は昨年一年間、民間の広告代理店(電通)が行っている「地域コミュニケーション戦略プロデューサー塾」という研修に参加しました。なぜ広告代理店という疑問もありましたが、同社では、コミュニケーションを通じて顧客の課題を解決する企業であるとの姿勢を強く打ち出しており、そのコミュニケーションの一つの手法が広告であると説明を受けました。同社のコミュニケーションは、「伝えることで人の心を動かす」ことを重要視していました。地域が抱える問題や課題を、行政と市民とのコミュニケーションを通じて解決していくことも大切ですが、さいたま市が持つ資産の発信を通じて、市への愛着を深めることが今後さらに重要になってくるとの考えに至りながら研修を終えました。
  • 独立行政法人都市再生機構に行って来ました。派遣前に担当していた業務が現場で具体的な形になっていく過程に携わることができました。また、国や県、そして地権者との協議にも参加する機会を得て、その経験は現在の業務に活かすことができています。事業についても、長期的スパンで考えるようになっています。
  • 私は独立行政法人日本貿易振興機構の海外事務所に研修に行ってきました。対日投資に関する業務で、研修の前半は東京の本部で日本に進出したい海外企業の支援・発掘を行い、海外へ赴任してからは本部の指令に基づき海外企業と折衝を行う仕事をしていました。世界を相手にしている組織に所属し、さいたま市をマクロの視点から見ることを学べたと考えています。そのうえで、自治体としてはミクロの視点で情報を収集し発信することで、その強みを出していくことができると思います。
  • 私は自治体国際化協会という財団法人に研修に行ってきました。派遣前は外国人登録の仕事をしていて、日々外国人の数が増加しているという実感がありましたが、私が携わった業務は海外から青年を日本に招致して地域における教育や国際交流事業に従事してもらい、その地域の国際交流の活性化を促進するものでした。様々な自治体の事業の内容を見ることができ、さいたま市と比較することができました。英語教育に関しては、さいたま市は他市より取組が進んでいるという印象を持つに至り、独自に力を入れている部分をもっと積極的に進めることで、「らしさ」が際立つのではないかと感じました。またプログラムに参加した外国人を通じて、日本のイメージが世界に広がっていくので、さいたま市が積極的に情報発信をしていくためには、このような事業をさらに推進する必要があると感じています。
  • 私は2年間かけて都市再生機構に行き、まちづくりに関する事務を担当しました。派遣の経験を踏まえて実行していることは、確実な計画立てとその実践、協調性を大事にして仕事に取り組んでいます。限られた人員の中で最大限の効果を生むためにはチームワーク、組織力が重要であることを痛感しました。信頼、尊敬、感謝しあうことで、人と人とが支えられ、様々な問題を共有しあうことで乗り越えられると思います。
  • 私も2年間都市再生機構に行ってきました。行政と違うところは、目的意識がはっきりとしているところです。課題についても、それをできない理由とするのではなく、どうしたら乗り越えられるだろうか、という考え方をもって取り組んでいます。このような考え方が市に浸透すれば良いと感じました。
  • 2年間区画整理の業務で都市再生機構に派遣されました。複数の課が共同で、頻繁に課題解決の打ち合わせを行い、目標に向かって一致団結して進めるという姿勢が感じられました。今はその経験を生かして、定期的に担当ごとに情報共有を図りながら、例えば担当がいないときなどでも対応できるよう体制をとっています。
  • 私は、後期高齢者医療広域連合に2年間行ってきました。広域連合は地方自治法の定めにより設置されるものですが、組織形態が自治体の集合体ということで、それぞれの団体に特有の事務の進め方に若干の違いがあり、あらゆる場面で打ち合わせを行いました。それぞれの職員が市町村を代表しているという意識の高さがありました。より良い成果を引き出したり、組織を活性化させるためには時に自己主張をすることが重要だと感じました。

市長からは、「自分たちの仕事が全体の中でどのような位置づけにあるのか、ということを理解しながら取り組んでほしいと思います。組織が細分化されてくると、とかく目先のことに囚われがちになり、日々のルーチンワークに追われがちになります。そうすると仕事のノウハウは向上したとしても、何のためにやっているのか、という根本を見失う恐れがあります。いずれの仕事も、究極は『さいたま市民の幸せのため』の仕事であるということを自覚してほしいと思います。そのためにも情報共有に努め、自らの仕事の本当の意味を『知る』気持ちを強く持ってください」との話がありました。

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