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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C014411

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成23年4月11日)

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今回の絆ミーティングは、政策形成実践研修を受講した職員と「政策形成実践研修を振り返って」というテーマで開催しました。
はじめに清水市長から「職員が市民の皆さんのニーズをしっかり把握し、政策という形にしていく練習、訓練をしていくことは重要です。今回の研修は、皆さんにとって非常に貴重な経験だったと思いますので、是非これからの仕事にも活かして欲しい。政策が本物になるかどうか、最後は職員一人ひとりの熱意だと思います。本当に必要でやるべきだと思えば、しっかりと私たちに伝えていただきたいと思いますし、お待ちしたいと思っています」とのあいさつがありました。

職員の話を聴く市長

職員からの主な意見

  • 大変学ぶべきものの多い研修でした。特に印象に残っているのは、計画を選んでいく過程で、声なき声に耳を傾け、真に貢献すべき対象はどこかということを考えるというものです。行政なので採算性以外も気にしなくてはいけないし、全ての住民の方を対象とすることを、政策を考え、企画をしていく上で忘れないようにしたいと思っています。
  • 国の政策や各種の調査結果だけでなく、現場の課題意識とか組織の強み、弱みも含めて政策というものはつくっていくのだと知ることができ、すごく勉強になりました。また、自分の業務とまったく違う分野の政策を考えた中で、ほかの部署の業務と自分の業務との関連性なども考えるきっかけになり、普段からほかの部署のいろいろな情報に今までよりも関心を持ってみるようになりました。
  • 区役所では課を跨いだプロジェクトというものがあります。本庁でもそれができればすごく柔軟にも動け、新しいアイデアも生まれるし、それが市民へのサービスに活かせることになるのではないかと感じました。それには、市民や他部署を知ることが必要だと思いました。
  • 今回の研修では、課題の洗い出しから政策の立案までの各過程の中にいくつものクリアしなくてはいけない条件があって、班員全員で夜遅くまで何度も話し合い、一度つくったものをまた一から立て直すということも何度も行いました。その中で、意見をぶつけ合うということは非常に大事なことだと思いました。
  • それぞれが自分の得意分野からアイデアを出し合うことで、非常に引き出しが多く、意見を出し合えました。日々の業務の中でも、市民の方々がどういうニーズを持っているのかといったことまで考えて、広い視野を持って日々の業務に取り組めるようになったと思います。今後も、広い視野を持ちつつ、市民の声や先見性といったことを考え、アンテナを張っていきたいと思います。
  • 班員の中に子育て関連の職員が誰もいなく、まったく未知の分野の政策提案でしたので、班員に自分の意見を一つひとつきちっと説明をしていくのは大変に難しいと思いました。それは、一朝一夕にできるものではなく、普段から柔軟にアンテナを張って、その知識を集めておくというのは大切なことだと思います。
  • 政策作成者の意図を意識し、日頃の業務の制度の成り立ちや国でどのような議論がなされて法律が定められたのかまで気になって見るようになって、すごく良かったと思っています。今回、これだけ大きな地震が起きたことで、国からどんどん特例措置が出ています。その特例措置が出るまでに大体半月くらいかかるのですが、その間の対応を柔軟に考えられるようになったのも、この研修を通して視野が広くなった部分かと思います。
  • 自分たちがつくろうとしている政策に関するデータとか、関連するような施策を十分調べたつもりでもまだまだ足りないという場面が何度も出てきましたので、本当に情報収集は重要だと身に沁みて感じました。また、私たちの感覚ではこれでうまくいくだろうと思っても、実際に専門の分野で日々実践している方から、このやり方ではちょっと難しいというご意見をたくさんいただきました。たくさんの視点からの意見をいただくということも本当に重要で、様々な意見をいただきつつ、政策はつくっていかなければならないと感じました。
  • 今まで、なかなか市民の皆さんの生の声を聴く機会がなかったのですけれども、今回、市民の皆さんの声が直接届いてくる部署に異動になり、日々勉強になっています。今回の異動を一つのチャンスと思い、市民の皆さんの声を少しでも聞かせていただいた上で、更に今回の研修の経験とあわせて、より良い仕事ができるようになっていきたいと感じています。
  • 全然知らないことへの取り組みでしたので、うまく考えられるのか多少の不安がありましたが、逆に知らなかったから思い切った考えができたと思います。自分の知っている業務だと余分な知識が逆に邪魔になって思い切った政策等ができないのではないかというのが研修を振り返って率直に思っていることです。
  • 今回、まったく知らない業務のところに異動したのですが、その中で過去の資料といったものを自分で探し出して、業務に役立てていけているのは、研修のおかげと思っています。今後は、今回の研修も一つの手段として捉えて、このやり方にはまることなく、もっと良いやり方を追求できていけたらと思っています。
  • 研修を通して、一つの政策を提案するプロセスやいろいろなステージ等について学ぶことができ、非常に勉強になりました。その中で、自分が提案した政策が良いと思っても、果たして、自分が市民の立場に立ってそれを受けたいと思うかという、政策を提案する側と市民の方々のギャップを埋めるのが大変だと思いました。今後、平時の際に有事に備えるような政策等を提案していければと思いました。
  • やはり市民の方の要望の情報収集が非常に重要と感じました。我々が必要だと思って提案させていただいたことが、実際に市民の方がやって欲しいと思うこととは少しずれがあるのかなとも感じていました。その中でやはり情報収集が重要で、そこに時間を掛けて、いろいろな裏づけというのも調査をしっかりできればもっと良いものになったのではないかと思っています。

市長から各班の政策案への講評があった後、特にチームワークについては「効率性などが求められる時代であるからこそ、お互いの業務を知り合うことは効率性や市民サービスにも繋がりますし、それぞれの仕事の負担感や精神的なプレッシャーの解消にも繋がっていくことだと思います。自分の仕事以外にちょっと他人のやっていることを気にしてあげる、あるいはそのためにいろいろ情報交換をするということがチームワークの基本で、是非それを皆さんにやってもらいたいと思います。そのことはきっとさいたま市役所の総合力をアップするためにも大変重要だと思いますし、皆さんの働き甲斐であったり、いろいろな成果にも必ず繋がっていくと思いますので、是非意識的に心掛けていただきたいと思います」といった話がありました。

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