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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C013546

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成23年2月21日)

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今回の絆ミーティングは、人材育成課の職員と『戦略的な研修のあり方について』をテーマに開催しました。
はじめに清水市長から、「職員の育成、人づくりが最も重要だと思っています。職員の意識改革、人づくりがしっかりできれば、さいたま市の改革は成功したと言ってもいいと思います。市民の方からは、職員の対応について褒められることも大変多くなりましたが、一方、相変わらず対応が悪いというお手紙をいただくことも多くあり、まだまだ改善の余地があるということだと思います。行財政改革で進めてきた改善が5千件を超え、改善の意識が少しずつ広がり、成果が表れてきたという思いはありますが、それを継続していくため職員の意識が大変重要だと思っています。今日は人材育成に直接携わっている皆さんから忌憚のないご意見を聞かせてもらいたい。」とのあいさつがありました。

職員の話を聴く市長

職員からの主な意見

  • 研修では限られた経営資源をいかに有効活用するかが主題であると考え、管理監督者を中心にマネジメント研修に力を入れており、この方向はしばらく変えないつもりです。
  • 行政経営品質の考え方の中に、働く職員の満足度が1%低下すると、顧客満足度が2.5%低下するというデータがあります。ワークライフバランス、人事配置の問題など、いろいろな部分で考える必要がありますが、研修担当としては職員のモチベーションアップについての研修を企画したいと思っています。
  • 望ましい職員は、チームワークを重視する職員だと思います。また、複数のポジションをこなせる職員がいる職場は強いと思います。専門分野では難しい面がありますが、複数の業務に精通する職員の育成に繋がるような研修は、職員の動機付けやモチベーションの維持に役立つと思います。
  • 職員は、自己研修が大前提であり、自分の成長は自分の責任で行うものと理解してもらう必要があると考えています。また、研修は、所属内研修(OJT)がメインであり、戦略的な研修のあり方を考える際に、自己研修が大前提であることと、所属内研修が重要であることを忘れてはならないと考えています。
  • 職員のコスト意識を高めるには、無駄を無くすと同時に、歳入確保の視点や、市が関わる出資法人も含めた全体像を把握できる職員を育成していくことが必要だと思います。引き続き、コスト意識を持った職員の育成を考えながら研修を実施していきたいと思います。
  • 市民目線で考えますと、まず思いつくのはCSの向上で、中でもやはり接遇がとても大事だと思います。区役所などでは、各々の実務に則した接遇研修を実施したり、独自にマニュアルを作成し、日々接遇能力の向上に努めています。人材育成課でも新規採用職員に対する接遇研修の実施や、各職場の接遇リーダー養成のため、計画的に外部機関研修への派遣を実施しています。
  • 私が今できることとして、あいさつのできる職員を増やそうと考え、自分の担当する研修の時に、あいさつの練習を実施しています。研修を受講した職員が元気よくあいさつをしてくれるので、少しずつ効果が出ていると感じています。これからも、一人でも多く、元気よくあいさつができる職員が増えるように継続していきたいと考えています。

市長からは、「モチベーションとチームワークは大切です。たとえ辛いことでも、職員が一緒になって汗をかくことがチームワークをつくり上げるために必要で、その風土作りが大変重要です。また、人材育成課が実施しているオールマイティな職員を育成する研修のほかに、各部局として必要な専門性を育むために、それぞれどういう職員を育てたいのかを明確にし、計画的にOJTを実施することが必要です。自分の仕事に関連する国、県、社会の動向までを理解し、市民の方からの問合せに適切に答えられる職員を育成することがなにより重要です。」との話がありました。

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総務局/人事部/人材育成課 
電話番号:048-688-1430 ファックス:048-688-1435

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