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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C012563

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成22年10月22日)

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今回の絆ミーティングは、10区の代表園長と「公立保育園における保護者支援について」をテーマに開催しました。
はじめに清水市長から「保護者の支援については、就労の支援だけでなく、親が親として成長していけるような支援も行ってください。幼稚園児の保護者として私自身も経験した一日保育士体験等も利用してもらい、親子の絆が深まるような支援策の実践をお願いします。難しいが必要な役割と考えています。」との挨拶がありました。

職員の話を聴く市長

職員からの主な意見

保護者支援

  • 保護者の方には、ご自身が病気で子育てに苦慮されている方も最近増えてきています。私たちは研修で学んだことを活かして適切な対応をするように努力していますが、難しいケースもあります。障がいがある児童を養育している保護者の方には、自分の子育て経験から助言し、気持ちを受け止めるよう心がけています。
  • 様々な家庭状況で親となった保護者の中には、なかなか親の役割をこなせない方もあり、親が親になりきれていない姿があります。親に甘えるばかりでなく、子の保護者として出来ることを知らせ、育児参加できるよう配慮し働きかけています。細やかなことでもケースによっては大きな意味があると思っています。
  • クレームがあった際には、保護者の方の想いを真摯に受け止め、誠意を持って対応に当たることを心がけています。謝罪をすべきことは心を込めて、要求に対しては園として出来ること、出来ないことをきちんと伝え、理解が得られるよう働きかけて、今後の見通しなども伝えていくようにしています。
  • 以前、養育が困難な家庭のお子さんをお受けしました。日々変化する保護者の方からの要望など、対応に苦慮しましたが、子どもが置かれている家庭環境を考え、少しでも改善されるよう、まず保護者の気持ちに寄り添いました。時には自分自身の力不足を感じ悩むこともありましたが、この体験はその後、様々なケースに役立っています。
  • 園庭開放の「なかよしひろば」を公立保育園62園で実施し、月1回10組程度の親子を受け入れています。子育て中のお母さんに利用してもらい、職員が育児の相談にのることで虐待防止に繋げています。

子育てパパ一日保育士体験

  • 市内の保育園には30人から40人の保護者参加園もありますが、自園は、昨年度2名の参加者でした。今年度は4月の懇談会時に働きかけ、現在まで7名の参加者がありました。夏の泥んこ遊びに参加して全身泥だらけになったお父さんが、「久しぶりに思い切り遊び楽しかった。」と話してくれたり、園庭の片隅で子供同士のけんかを見ていたお父さんが保育士の対応について、「安心して子どもを預けられると思った。」と感想を寄せてくれました。あゆみはゆっくりでも継続して取り組んでいきたいと思います。

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