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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C010528

保健福祉局 平成22年度予算要求及び査定の概要

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予算要求方針

基本方針

 少子高齢化の進展に加え、急激な世界経済の減退の影響を受け、生活困窮者が増加し、あらためてセーフティネットとしての社会保障のあり方が問われている中、保健福祉制度の利用者増に伴う経費を賄うため、これまで以上の選択と集中や既存事業の見直しを進め、市民の誰もが安心して暮らせる施策を展開します。

平成22年度の主な取組

1 「子育て日本一のまちづくり」を推進します。

  1. 認可保育所やナーサリールームなどの整備、放課後児童クラブの整備を進め、働きながら子育てしている家庭を支援します。
  2. 里親制度の拡大、分離した家族の再統合を進め、児童虐待防止対策事業を強化します。
  3. 単独型の子育て支援センターを整備するとともに、子育てパパ応援プロジェクトや(仮称)赤ちゃんの駅事業を進め、安心して子育てができる環境をつくります。
  4. 放課後子ども教室の全校配置に向けた事業の拡大を進め、次代を担う子ども・青少年の健やかな成長を支援する環境をつくります。

2 「健康で安心・安全に暮らせるまちづくり」を推進します。

  1. 市民一人ひとりの健康的な生活習慣づくりを支援し、健康長寿の延伸を図るため、いきいき健康づくりグループを育成していきます。
  2. 新型インフルエンザの被害を最小限にするため、更に体制を強化し市民の健康に対する不安から守ります。
  3. 食品の監視指導や検査体制を充実強化するとともに、食の安全に関する啓発を行い、市民意識の向上を図ります。

3 「誰もが住みよい福祉のまちづくり」を推進します。

  1. 配食サービスを拡充し、ひとり暮らしの高齢者や高齢者世帯の健康管理、孤独感の解消を図ります。
  2. 地域の高齢者が集う場として、高齢者サロン活動を全地区社協に働きかけるとともに、浦和区、南区の老人福祉センター整備を図ります。
  3. (仮称)元気応援ショップ事業を創設し、高齢者の生活支援を行うとともに、市内の経済活動の活性化を図ります。
  4. 介護人材の育成・定着や処遇改善を図るために、介護福祉士の資格取得を支援し、質の高い介護サービスを提供できる人材の育成に努めます。

予算要求額及び査定結果

保健福祉局合計 (単位:千円)
平成21年度
当初予算額
平成22年度予算
予算要求額 財政局長査定 市長査定
予算要求額 査定額 予算要求額 査定額
107,798,728 128,953,322 128,953,322 119,659,865 145,559,844 139,346,873
保健福祉局主要事業 (単位:千円)
優先順位 事業名
事業の概要
所属 平成21年度
当初予算
平成22年度
要求額
財政局長査定 査定理由
市長査定
1 民間保育所等施設整備推進事業(PDF形式:18KB) 保育環境整備室 237,164 1,064,071 1,047,196 駅前型保育整備補助金については、既存の施設整備補助金と区分して実施する緊急性が低いことから予算化を見送りました。
 保育所待機児童の解消を図るため、認可保育所を開設する事業者に対して施設整備補助金交付を行い、保育所整備を推進します。 1,047,196 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
2 放課後児童健全育成事業(PDF形式:20KB) 青少年育成課 1,464,877 1,716,463 1,543,871 施設整備費、運営委託費及び家賃補助について、前年度の実績等を参考にして精査しました。
 放課後児童クラブ待機児童ゼロプロジェクトを推進するため、民設クラブの整備を促進するとともに、公民クラブの保護者負担の平準化を図ります。 1,543,271 一部の放課後児童クラブに対し平成21年度補正予算で前倒して整備促進補助を実施することとしました。
3 放課後子ども教室推進事業(PDF形式:19KB) 青少年育成課 23,387 77,026 42,482 運営委託費の単価については、前年度の実績を参考に精査し、実施箇所を20か所から40か所に拡大しました。
 放課後や週末等に、小学校等を活用し、子どもたちがスポーツや文化活動、地域住民との交流を通して、安全で健やかに育まれる環境づくりを行うとともに、学校・家庭・地域の連携協力を促進し、社会全体の子育て機能・教育力の向上を図ります。 42,482 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
4 小児救急医療事業(PDF形式:19KB) 健康増進課 372,107 546,386 544,282 「(仮称)さいたま市小児救急ガイドブック」については、部数を精査し、その他は適正であると認められるため要求のとおりとしました。
 小児救急医療体制の維持に必要な運用管理を行うとともに、子どもを持つ保護者に対して「(仮称)さいたま市小児救急ガイドブック」を作成配布し、制度の周知を図ります。 554,282 新型インフルエンザの流行等に伴い、子ども急患電話相談事業の需要が予想を上回るため増額しました。
5 新型インフルエンザ対策事業1(PDF形式:19KB) 健康増進課 664,990 399,518 304,467 感染防護具等については備蓄状況を勘案して精査し、その他は適正であると認められるため要求のとおりとしました。
 抗インフルエンザウイルス薬、感染防護具等の購入、関係機関との「新型インフルエンザ対策検討会」の開催、市民・医療機関への情報提供等を行う。また、状況に応じ新型インフルエンザ対策行動計画の改訂を行います。 304,467 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
新型インフルエンザ対策事業2(PDF形式:20KB) 地域保健課保健センター管理室 250 401,583 277,939 電話対応臨時職員については、職員が対応できる部分があるため、ワクチン接種料低所得者負担軽減については、国通知に伴い接種回数を2回から1回に精査しました。
 抗インフルエンザウイルス薬、感染防護具や予防接種、ウイルス検査用器材等の購入、また職員研修や関係機関との「新型インフルエンザ対策検討会」の開催、市民・医療機関への情報提供等を行います。 277,939 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
新型インフルエンザ対策事業3(PDF形式:19KB) 保健科学課 2,000 8,997 1,860 予算の範囲内で優先順位を定め弾力的に対応することとして前年度ベースとしました。
 新型インフルエンザの検査を正確かつ迅速に実施し、併せて国内外の最新情報の収集・解析を行い、有用な情報を市民や関係部署等に提供します。 1,860 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
新型インフルエンザ対策事業4(PDF形式:19KB) 保育課 0 7,502 0 市の対策本部において必要な措置は実施しているため、個別の要求に対しては予算化を見送りました。
 新型インフルエンザの対応に必用なマスク、消毒用アルコールの消耗品を購入します。 0 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
6 児童虐待防止対策事業1(PDF形式:20KB) 児童相談所 73,806 72,374 72,222 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため概ね要求のとおりとしました。
 児童相談等特別事業と一時保護所管理運営事業を児童虐待防止対策事業と位置づけ相談体制を強化し、児童虐待の早期発見・早期対応から家族再統合に至るまでの切れ目ない支援を行います。 72,222 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
児童虐待防止対策事業2(PDF形式:19KB) 子育て支援課 5,666 5,559 5,247 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため概ね要求のとおりとしました。
 児童虐待の発生予防から家族の再統合に至るまでの、切れ目ない支援を図るため、関係各課所と連携し、支援施策を実施します。 5,247 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
児童虐待防止対策事業3(PDF形式:20KB) 地域保健課 3,738 5,598 3,578 予算の範囲内で優先順位を定め弾力的に対応することとして前年度ベースとしました。
 虐待の発生予防から早期発見・早期対応、保護・支援、家族の再統合に至るまでの、切れ目のない総合的な支援の充実を図る。また、母子保健事業を通じて、不適切な養育が懸念される家庭を早期に把握し、親子を支援します。 3,578 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
7 いきいき健康づくり事業1(PDF形式:19KB) 健康増進課 0 3,021 1,000 企画会議や公開講座の実施については、既に実施している類似事業の実績を勘案して精査しました。
 健康に関する自主グループの育成や地区組織、大学等との協働による健康づくりの情報収集や情報提供の検討を行うとともに、健康倍増ガイドブックの作成を行います。 1,000 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
いきいき健康づくり事業2(PDF形式:17KB) 高齢福祉課 5,600 6,400 5,600 既存の水中運動教室に定員割れが見受けられることから、平成22年度は参加者を増やすことを優先し、1か所の創設については予算化を見送りました。
 介護予防を目的とした水中運動教室を1か所創設します。 5,600 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
いきいき健康づくり事業3(PDF形式:19KB) 介護保険課 255,010 222,964 218,680  介護予防教室等経費については、前年度の実績を参考にして精査しました。また、うんどう遊具については修繕を優先することとし、新設については予算化を見送りました。
 高齢者がいつまでも元気に過ごすため、介護予防事業等への参加者を増やします。 218,680 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
8 食品安全強化プロジェクト(PDF形式:20KB) 食品安全推進課 0 231 0 サイエンスカフェに係る経費については、経費をかけない手法による実施も含むため予算化を見送りました。
 食の安全のためのリスクコミュニケーションとして気軽な雰囲気の中で理解を深め合えるように、小規模な集まりでの(仮称)「サイエンスカフェ」を実施します。 0 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
食品安全強化プロジェクト(PDF形式:20KB) 食品衛生課 0 1,128 0 児童・生徒用教材等については、職員が実施できる部分を含むため精査しました。
 教育委員会と連携し、小中学生への食の安全に関する啓発を実施します。 0 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
食品安全強化プロジェクト(PDF形式:20KB) 生活科学課 3,000 7,500 4,000 検査項目等の充実については、前年度の実績を参考にして精査しました。
 食品検査体制の強化を目的として、農薬等の検査に必要な標準品の整備および検査項目拡充を計画的に行います。 4,000 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
市民の「安心・安全」を確保するための検査機能維持・強化事業(PDF形式:19KB) 保健科学課
生活科学課
環境科学課
16,900 14,534 14,534 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため要求のとおりとしました。
 新型インフルエンザや食の残留農薬など、市民の健康に及ぼす課題が発生しており、検査技術の高度化に伴う性能維持、強化を図る必要がある。検査機器は、当センターの基盤条件であり、保有する検査機器に関わる整備計画に基づき検査機器の更新を円滑に進めます。 14,534 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
9 妊婦・乳幼児健康診査(PDF形式:19KB) 保健センター管理室 1,285,324 1,351,880 1,351,880 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため要求のとおりとしました。
 母体や胎児の健康保持及び乳幼児の育児支援、虐待の早期発見のため、各種健康診査の充実を図ります。
 また、乳幼児健康診査後の保健指導や相談、未受診フォローを行います。
1,351,880 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
10 発達障害児支援事業(PDF形式:19KB) ひまわり学園
総務課
14,047 21,265 13,516 地域支援の拡大に係る経費等は、費用対効果を勘案して精査し、その他は適正であると認められるため要求のとおりとしました。
 発達障害のある幼児及び児童が地域生活を円滑に送れるようにするため、発達障害児の診断・検査、発達支援等を実施して、有効的な支援体制及び支援方法等を関係者に普及します。(旧・発達障害者支援モデル事業) 13,516 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
11 産科医療体制整備事業(PDF形式:19KB) 健康増進課 52,394 78,200 33,326 産科医等確保支援事業補助金については、国、県、市の役割を整理し、前年度の実績を参考にして精査しました。
 産科医療体制の維持を支援することを目的として、分娩施設への補助金を市3分の1負担から最大3分の3負担に拡大し、医療機関の負担をなくします。 33,326 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
12 (仮称)シルバー元気応援ショップ事業(PDF形式:19KB) 高齢福祉課 0 60,109 7,000 Webサイト構築委託料及び通信運搬費等周知経費については、既存の市のホームページ活用等により対応可能であるため、費用対効果を勘案して精査しました。
 平成22年度より、市で65歳以上の市民に対して交付している「シルバーカード」を提示することによって、市内の店舗で割引等の優待が受けられる制度を創設します。 7,000 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
13 配食サービスの拡充(PDF形式:17KB) 介護保険課 143,383 218,610 191,310 週4回から5回への拡充は認めますが、委託料について、過去の実績を参考にして精査しました。
 ひとり暮らしの高齢者及び高齢者世帯に対し、地域のボランティアや社会資源を活用し、定期的に食事を宅配する。週4回を5回に拡充します。 191,310 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
14 高齢者サロン事業(PDF形式:18KB) 高齢福祉課 0 134,699 133,500 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため概ね要求のとおりとしました。
 高齢者サロン未実施の地区社協への働きかけを行うとともに、浦和区、南区の老人福祉センターの整備を図ります。 133,500 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
15 介護者支援事業(PDF形式:18KB) 高齢福祉課
介護保険課
548,773 714,813 713,769 内容及び積算を確認し、適正であると認められるため概ね要求のとおりとしました。
 地域包括支援センターを増設するとともに、センターの年中無休化を図ります。 713,769 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
16 介護人材確保事業(PDF形式:18KB) 介護保険課 0 10,685 3,405 必要性を考慮し制度の新設は認めるが、他自治体等の類似事業の補助額を勘案し、補助額上限を減額査定しました。
 介護福祉士の資格取得を支援するために介護技術講習会を開催します。 3,405 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
17 公立保育園園庭芝生化事業(PDF形式:18KB) 保育環境整備室 0 10,214 5,014 園庭の芝生の維持管理については、市民との協働により維持管理する方針から委託料を精査しました。
 「みどり倍増プロジェクト」の一環として、公立保育園の園庭の芝生化を推進します。 5,014 財政局長査定の内容及び理由について、適正と認められるため、財政局原案のとおりとしました。
18 (仮称)子ども総合センター整備事業(PDF形式:18KB) 子育て企画課 8,164 17,050 0 関連施設の整備状況にあわせて検討する必要があるため、予算化の可否について保留とし、市長判断としました。
 (仮称)子ども総合センターの構築を進めます。平成21年度は基本構想、平成22年度は基本計画を策定します。 0 関連施設の整備状況に合わせて検討することとして、当初予算への予算化を見送りました。
合計 5,180,580 7,178,380 6,539,678  
6,549,078
保健福祉局見直し事業 (単位:千円)
No. 事業名
事業の概要
所属 平成21年度
当初予算
平成22年度
要求額
財政局長査定 査定理由
市長査定
19 敬老祝金支給事業(PDF形式:19KB) 高齢福祉課 336,320 189,219 100077
【保留】
制度創設時と現在の平均寿命の変化を考慮し、「長寿」をお祝いする本事業の趣旨を鑑み、支給対象年齢を77歳以上から88歳以上に見直しましたが、市長判断が必要であるため保留としました。
 9月15日現在において、市内に引き続き6か月以上居住し、かつ、住民登録又は外国人登録されている一定年齢の高齢者に対し、敬老祝金を支給します。なお、高齢者の増加や平均寿命の延伸などにより、今後更なる財政負担の増加が予測されることから、新たな施策の財源とするため、対象年齢と支給金額の見直しを行います。 100,077 長寿社会への移り変わりを考慮した財政局長査定の理由に加え、今後急速に進む高齢化に備える観点から、一部の年齢の方のみ受けられる金銭給付から、すべての高齢者が受けられるサービスの充実[(仮称)シルバー元気応援ショップ制度創設、配食サービスを週4回から5回に拡大、地域包括支援センターの充実(1か所増、相談員増員、年中無休化)等]への転換を図る必要があるため、財政局原案どおりとしました。

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電話番号:048-829-1153 ファックス:048-829-1974

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