さいたま市におけるＰＦＩへの取組

1　ＰＦＩとは

　ＰＦＩ（Private　Finance　Initiative）とは、民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して公共施設等の建設、維持管理、運営等を行うことにより、質の高いサービスをより少ない財政支出で提供するものです。
　ＰＦＩの目的は、「市民が支払う税金（Money）に対して最も高い価値（Value）を提供する」こと、いわゆるＶＦＭ（バリュー・フォー・マネー）の実現にあります。

2　さいたま市のＰＦＩ等事業

1.プラザノース整備事業（平成20年5月1日開館）
図書館やホール、北区役所、芸術創造・ユーモア機能などからなる複合施設を整備するさいたま市の北部拠点づくりのシンボル事業として、プラザノースを整備するもの。

2.新クリーンセンター整備事業（平成27年4月1日開設）
市民のリサイクル活動の拠点機能を備えたリサイクルセンター及び高効率で熱回収し、発電等を行う熱回収施設（ごみ焼却施設）として、桜環境センターを整備するもの。

3.大宮区役所新庁舎整備事業（令和元年5月7日供用開始）
大宮区役所について、旧埼玉県合同庁舎敷地に新築建替えを行い、新大宮図書館と複合した施設を整備するもの。
・「大宮区役所新庁舎整備事業」の提案審査の結果について
・客観的評価（大宮区役所新庁舎整備事業）
・審査講評（大宮区役所新庁舎整備事業）  

4.さいたま市立中等教育学校（仮称）整備事業（平成31年4月開校）
さいたま市立大宮西高等学校を対象校とした学校教育法第一条の規定による中等教育学校を整備するもの。
・「さいたま市立中等教育学校（仮称）整備事業」の提案審査の結果について
・客観的評価（さいたま市立中等教育学校(仮称）整備事業）
・審査講評（さいたま市立中等教育学校(仮称）整備事業）　

5.さいたま市サーマルエネルギーセンター整備事業
東部環境センターの敷地に、高効率ごみ発電施設及びマテリアルリサイクル推進施設を新たに整備するもの。
・審査講評（サーマルエネルギーセンター整備事業（ＤＢＯ））
・審査講評（サーマルエネルギーセンター整備事業（リサイクルＯ））

3　さいたま市ＰＦＩ等審査委員会

本市では、ＰＦＩ法の規定による特定事業の選定や民間事業者の選定における審査を行うために、ＰＦＩ等の導入を検討する事業ごとに「さいたま市ＰＦＩ等審査委員会」を設置しています。

・さいたま市サーマルエネルギーセンター整備事業ＰＦＩ等審査委員会
・さいたま市中央区役所周辺の公共施設再編事業ＰＦＩ等審査委員会
・さいたま市次世代型スポーツ施設整備等事業ＰＦＩ等審査委員会

• さいたま市ＰＦＩ等審査委員会条例（PDF形式：152KB）

4　さいたま市ＰＦＩ等活用指針・ＰＦＩ等活用マニュアル

さいたま市では、ＰＦＩ等の検討から導入決定までの方針として、「さいたま市ＰＦＩ等活用指針」を策定しています。また、具体的なＰＦＩ等の導入手続のための手引書として「さいたま市ＰＦＩ等活用マニュアル」を作成しています。

• さいたま市ＰＦＩ等活用指針

• さいたま市ＰＦＩ等活用マニュアル

5　実施方針の策定の見通し

• 令和5年度の実施方針の策定の見通し