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更新日付:2019年12月13日 / ページ番号:C068516

【報告】離婚は一つの生き方 ~あなたらしい選択を~

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日時 【第1回】令和元年5月14日(火) 10時00分~12時00分
【第2回】令和元年5月21日(火) 10時00分~12時00分
会場 プラザイースト 3階 第7・8セミナールーム
講師 【第1回】大森 三起子さん(大森三起子法律事務所弁護士)
【第2回】西山 さつきさん(NPO法人レジリエンス代表)

講義内容

【第1回テーマ】離婚に伴う法的知識・手続きについて学びます
 始めに講師から「この講座が離婚をする・しないについて自分らしい選択をするための助けや材料になれば良い」と伝えられ、第1回では離婚に伴う具体的な知識や手続きについて講義が行われました。
 離婚の手続きには、協議離婚(話し合いで合意ができた場合)、調停離婚(調定で合意ができた場合)、和解離婚(裁判で合意ができた場合)、裁判離婚(裁判で離婚の判決が出た場合)の4種類の手続きがあることが説明され、その一つひとつについて丁寧に解説され、参加者に向けてのアドバイスもされました。
 その後は、離婚条件について、裁判で離婚が認められる場合・認められない場合を事例をもとに説明されました。また、離婚前に準備するべきことや、具体的な離婚後の手続きの方法(離婚届・健康保険・年金・児童扶養手当等の手続き)についてお話いただきました。
 最後に質疑応答の時間を30分ほど設け講座は終了となりましたが、その後も参加者が講師にたくさんの質問を行っていました。

【第2回テーマ】あなたらしい答えを出すために夫との関係を改めて見つめてみましょう
 第2回では、離婚するかどうかを決めるまでについてのお話がされました。自分にとっての一番の答えを出すためには気持ちの整理をする必要があり、そのための情報を参加者にお渡しすると話されました。
 まず、自分に起こっていることは何なのか、相手が変わる可能性があるのか、子どもへの影響はどうなのかという情報を集めたり、専門の相談員につながることが大切ですと伝えられました。暴力を受けている間は、「自分さえ我慢すればよい」という犠牲的な選択肢になってしまうため、専門の相談員につながることや、傷ついた心のケア講座に参加する等、別の考えを自分の中に入れることで過去の捉え直しができます。また、「世間の枠」と「自分らしさ」のどちらを大切にするか、自分の中にある「世間」は変えられることを知ってほしいと話され、「結婚し子どもを2人育てる」ことが世間の枠であり、その枠から出ると世間からいろいろと言われてしまうこともありますが、私らしさを選ぶ自由はあることを覚えていてほしいと伝えられました。また、別れるか別れないか、白か黒か決められないグレーの時間も大事であり、グレーの時間は力を必要としますが、このような講座に参加したり、別居してみたり、証拠集めをしてみたりすることで、考える時間が生まれます。大事なのは、問題に蓋をしないことですとお話されました。
 その後、マズローの欲求階層説をもとに、「生理的欲求」が満たされて初めて「安全の欲求」が生まれ、その上に「所属・親和の欲求」があり、「自我の欲求」、「自己実現」となっていくと説明されました。離婚すると周りからは「家族の形が大事よね(所属の欲求)」と言われることもありますが、「安全かどうか(安全の欲求)」を飛ばしては考えられないことや、DV被害にあっている人に「今後どうしたいか」等自我のことについて考えさせても、安全の欲求も所属の欲求も満たされていない状態では考えることができないということが説明されました。
 離婚することで、「家に住んでいたかった」「子どもの父親がいなくなってしまった」等、失いたくなかった部分について喪失感を抱えることとなり、喪失感へのケアが必要となりますが、これは「グリーフ(喪失感)だ」という情報を持っていると自分でケアすることができます。辛い経験を乗り越えると、「あの経験を乗り越えられたから、今度も乗り越えられるはず」という力・強さ(PTG)となると伝えられ、講座が終了となりました。

参加者の声

【第1回】
・離婚の流れ、特に手続き的なことを丁寧に解説していただけてわかりやすかったです。
・まず、情報は力だという言葉を最初に伝えていただき、その通りだと思いました。今後について考えるうえで、法的な手続きを教えていただいたのは大変心強いです。機械的にではなく、個々の状況によることも教えていただいたので、まずは相談したいと思いました。
・講義だけではなく、質問に答えていただけたのはとても助かりました。他の方の意見を聞いて、「あ、そうだった」と思えることが多くありました。
・離婚後の生活というよりは、そこに至るまでの諸々の手続き、考え方が一番難を極めると思います。そういった意味で現実的なお話を聞かせていただいたと思います。

【第2回】
・WEBや書籍など自分で探すとなかなか巡り合えない情報でした。ありがとうございました。
・私の中の悶々とした気持ちを再度見直し、前向きに生きていける勇気を持つことができました。
・しんどいことがあっても、めげずに、自分の力を信じて自分の人生を大事に生きていこうと今日改めて思いました。自分と向き合うことは辛いですが、先生のお話にあったように、仲間や相談員の方とつながり続けることの大切さ、自分をケアする大切さをしっかり学ぶことができたことが、とても嬉しかったです。

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市民局/人権政策・男女共同参画課/男女共同参画推進センター 
電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801

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