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更新日付:2024年3月25日 / ページ番号:C082325

さいたま市民憲章

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さいたま市民憲章

おおらかな荒川の流れと、見沼田んぼが豊かに広がる武蔵野のみどりにいだかれたさいたま市は、街道や鉄道のかなめとしてにぎわい、歴史をかさねてきました。
先人たちはここに集い、学び、祈り、美しさと深い味わいをたたえた独自の文化を育て、教育やスポーツのさかんな風土を培ってきました。
このまちを誇りとし、ともに時をかさねる私たちさいたま市民は、だれもが自分らしく生きてゆける社会を築きたいと願い、このまちを未来につなぐ確かな道しるべとして、ここにさいたま市民憲章を刻みます。
                                   
私たちは、
まちの歴史や伝統を受け継ぎ豊かにはぐくんで、明日の世代に伝えます。
小さないのちの大きな未来を信じて、子どもをみんなで支えてゆきます。
みずから学び言葉をみがき、新たな挑戦を志し、自分を耕しつづけます。
深く思いやり、広く理解し手をとりあって、ちがいを力にしてゆきます。
空も水も、草木も花も里山も、ともにある美しい都市を創ってゆきます。

市制施行20周年記念
令和3年7月1日制定


さいたま市民憲章(PDF形式 269キロバイト)
Saitama City Citizens’Charter(English)(PDF形式 50キロバイト)

解説

前文について

さいたま市の歴史的な成り立ちや特徴を踏まえて、先人が築いたさいたま市の文化や風土、市民としての誇りが込められています。その上で、一人ひとりが住みやすくより良いまちをつくり、未来につないでいく当事者として担っていくための心がけや志をうたう行動指針として、市民憲章を定める意義を表しています。

本文について

「まちの歴史や伝統を受け継ぎ豊かにはぐくんで、明日の世代に伝えます。」
さいたま市の歴史や伝統・文化を尊重し、積極的にそれらに親しみ、自らその担い手の一人として継承・発展させていこうとする市民の思いが込められています。

「小さないのちの大きな未来を信じて、子どもをみんなで支えてゆきます。」
さいたま市が大切にしてきた教育の盛んな風土を踏まえた上で、未来を担う子どもたちの教育や成長に、市民一人ひとりが積極的に役割を果たし、地域ぐるみで子どもたちの成長を支えていこうとする市民の思いが込められています。

「みずから学び言葉をみがき、新たな挑戦を志し、自分を耕しつづけます。」
人生100年時代ともいわれる長寿社会の中で、市民一人ひとりが自ら学習し教養を高め、スポーツや社会貢献活動、地域のまちづくりなどに取り組みながら、一生涯にわたって自己研さんを積むとともに、学び、行動することで日々成長し、充実した人生を送ろうという市民の思いが込められています。

「深く思いやり、広く理解し手をとりあって、ちがいを力にしてゆきます。」
交通の結節点としてさまざまな人々の往来とともに発展してきたさいたま市の歴史を踏まえながら、考え方や、バックボーンの違い、障害のあるなしにかかわらず、互いの価値観を尊重し合い、協力し合って、誰一人取り残さず、共に住みやすい社会を築いていこうとする市民の思いが込められています。
地域社会のさまざまな活動への積極的な参画や、災害に備えて協力し、助け合う「共助」の理念、地域での見守りなどにより安心で安全なまちをつくっていこうという思いも込められています。

「空も水も、草木も花も里山も、ともにある美しい都市を創ってゆきます。」
きれいな空気と水、人々が関わることで維持継承されてきた見沼田んぼをはじめとする豊かな緑と、便利で快適な都市機能が共生し、調和するまちを将来にわたって発展させていこうという市民の思いが込められています。
身近な自然と触れ親しむとともに、まちの美化にも取り組み、先人たちが築いてきた魅力ある地域資源を大切にし、住みやすいまちづくりに積極的に関わっていこうとする思いが込められています。

※この憲章は、さいたま市市民憲章審議会において、以下のような視点をもとに文案がまとめられました。
・限られた字数の中に、市が誇るべき、さまざまな事柄を表象的に表現することにより、読み手が想像力をはたらかせ、地域のことに思いを馳せながら、込められた内容を豊かに汲みとれる。
・子どもから大人まで幅広い世代の市民に理解しやすく、声に出して読みやすい。
・いつの時代にあっても、変わることのない思いや心がまえを表現し、世代を超えて読み継いでいく。

市民憲章ができるまで

さいたま市民憲章は、市制施行20周年を機に、市民の皆さんから寄せられたさまざまなご意見をもとに、郷土への思いや市民としての誇りなどが込められ制定されました。

1.市民の皆様のご意見

市民の皆様から幅広いご意見を頂くために以下のとおり意見聴取を実施しました。

・アンケート(令和2年7月~9月)
市の誇らしい点や、さいたま市をよりよい街にするために市民が取り組むべきこと等について、紙やWEBでアンケートを実施し、3,053件のご意見をいただきました。
・市民ワークショップ(令和2年9月20日)
20歳代~70歳代の方、計30人にご参加いただき、グループワーク形式で市民憲章案の検討を行いました。
・子どもの提案(令和2年6月~7月)
市立中学校及び市立中等教育学校等を対象に実施し、143人から246項目のご提案をいただきました。
・タウンミーティング(令和2年9月~10月)
市民憲章などをテーマに市長が10区に訪問し、参加者96人の方から、憲章に盛り込みたいことなど様々なご意見をいただきました。

2.市民憲章審議会での審議

市民憲章の制定に関し必要な事項を審議するため、さいたま市市民憲章審議会を設置し、会議を4回開催しました。
審議会での議論を経て、令和3年1月14日に横道清孝審議会会長及び轡田隆史会長職務代理からさいたま市長へ答申書が手交されました。

3.パブリック・コメント

令和3年4月1日から令和3年5月14日まで、「さいたま市民憲章(案)」に関するパブリック・コメントを実施し、52名の方から85件のご意見をいただきました。

4.制定

制定日:令和3年7月1日
さいたま市民憲章を刻印したパネルを市役所本庁舎(兼浦和区役所)・各区役所に設置しました。

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