（令和元年11月11日記者発表）岩槻郷土資料館企画展「大岡家墓所出土品」を開催しています

岩槻郷土資料館企画展「大岡家墓所出土品」を開催しています

　岩槻郷土資料館では、毎年秋に岩槻の歴史や文化を紹介するため、さいたま市指定有形文化財「児玉南柯遺品」や「岩槻古城八景」など岩槻に関わる資料の展示を行い、広くさいたま市民に岩槻の文化財を公開してきました。
　今後も、岩槻藩に関わる展示を中心に計画しているところですが、平成29年に行われた岩槻藩の最後の藩主であった大岡家の菩提寺である港区湖雲寺の発掘調査では、大岡家歴代藩主やその妻子の墓所の位置が明らかにされました。その墓所は関東大震災や太平洋戦争の際の空襲などの被害により、これまでその明確な位置は不明であったため、貴重な発見となりました。今回の出土品展では、港区湖雲寺の大岡家墓所から出土した副葬品を展示することで、当時の人々の想いに触れられるものとなっています。

期間
　令和元年10月12日(土曜日)から令和元年11月24日(日曜日)　午前9時から午後4時30分
　※休館日は、月曜日（10月14日、10月22日、11月4日を除く）、10月23日（水曜日）、11月5日（火曜日）、11月6日（水曜日）

主な展示資料
　東京都港区湖雲寺大岡家墓所出土副葬品など