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更新日付:2021年8月31日 / ページ番号:C083696

(令和3年8月30日記者発表)令和3年度全国学力・学習状況調査 さいたま市の結果の概要について

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令和3年5月に実施いたしました「令和3年度全国学力・学習状況調査」のさいたま市の結果の概要についてお知らせします。

 1 調査の目的

・義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る
・学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる
・そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する

 2 調査の概要

実施日

令和3年5月27日(木曜日)

調査対象


小学校    104校 第6学年     11,254人
中学校     58校 第3学年      9,155人
中等教育学校  1校 前期課程第3学年  154人
 ※特別支援学校小学部及び中学部においては参加者はなし

内容

1. 教科に関する調査
  小学校調査…国語、算数
  中学校調査…国語、数学
      ※下記1と2を一体的に問う問題が出題されている。
      1.身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等
      2.知識・技能を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等
2. 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
  (児童生徒に対する調査)
   学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査
  (学校に対する調査)
   指導方法に関する取組や人的・物的な教育条件の整備の状況等に関する調査

 3 さいたま市の結果の概要

1. 「教科に関する調査」
  【資料1、2-1,2】
   教科に関する調査の全てにおいて、全国の平均正答率を1.8~2.8ポイント上回っている。学力については、調査開始の平成19年度以来、おおむね良好な状況が続いていると捉えている。 
  【資料3】
   ほぼ全ての内容・領域等で、全国の平均正答率を上回っている。特に、中学校数学の図形の領域が最も大きく、全国の平均正答率を5.2ポイント上回っている。
2. 「生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査」
  【資料4】
   「2.自分には、よいところがあると思う。」「3.自分でやると決めたことは、やり遂げるようにしている。」など、自尊感情に関する質問項目では、小・中学校ともに、全国と比べて肯定的な回答の割合が高くなっている。特に、「2.自分には、よいところがあると思う。」という質問項目では、小・中学校ともに、肯定的な回答の割合が、全国を9ポイント以上上回り、本市の児童生徒の自己肯定感の高さがうかがえる。
   学習状況に関わる「16.5年生までに[1、2年生の時に]受けた授業で,課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいた。」「17.5年生までに[1、2年生の時に]受けた授業では、各教科などで学んだことを生かしながら、自分の考えをまとめたり、思いや考えをもとに新しいものを作り出したりする活動を行っていた。」という質問項目では、小・中学校ともに、肯定的な回答の割合が全国を大きく上回っている。
     「19.5年生までに[1、2年生の時に]受けた授業で、コンピュータなどのICT機器をどの程度使用したか。」という質問項目では、小・中学校ともに、全国と比べて週1回以上と回答した割合が高く、平成31年度の調査結果に比べて10ポイント以上高くなっている。
      さらに、「20.あなたは学校で、コンピュータなどのICT機器を、他の友達[生徒]と意見を交換したり、調べたりするために、どの程度使用しているか。」という質問項目では、小・中学校ともに、週1回以上と回答した割合が、全国を15ポイント以上上回り、本市において積極的にICT機器を活用した授業が行われていることがうかがえる。 

 4 その他

 各種資料は、「関連ダウンロードファイル」を御覧ください。

関連ダウンロードファイル

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教育委員会事務局/学校教育部/教育研究所 調査研究係
電話番号:048-866-4391 ファックス:048-838-0888

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