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更新日付:2022年3月1日 / ページ番号:C037618
さいたま市に元気をくれる人を紹介するコーナー。
今回は、さいたま市産の伝統野菜「岩槻ねぎ」でまちおこしを行っている「岩槻ねぎ倶楽部」代表の長谷川 芳雄氏に話を聞きました。
長谷川 芳雄氏 プロフィール
さいたま市岩槻区出身。
有限会社長谷川広商店代表取締役。
岩槻ねぎ倶楽部代表。
【岩槻ねぎ倶楽部】
2009年「第4回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」準優勝他
昔食べた岩槻ねぎの「甘く、香り高く、柔らかい」おいしさを多くの人に知ってもらいたい。
そんな思いから、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に「岩槻ねぎの塩焼きそば」で参加しました。
この時は、初出場で準優勝という快挙で、皆で大いに盛り上がりましたね。
それで、岩槻ねぎで楽しい町おこしをしたいと思い、早速「岩槻ねぎ倶楽部」を発足させました。
岩槻ねぎ倶楽部では、岩槻ねぎを使っている店やメニュー岩槻ねぎの販売店を紹介する『ぶらり岩槻観光「ねぎわい」マップ』を作ったりしています。
ねぎはそれこそ全国にさまざまな種類があります。
岩槻ねぎは、一本から十数本に増える福ねぎで、甘くて、柔らかいのが特徴です。
古典落語「たらちね」にも登場しており、古くから庶民に愛され、食べ継がれてきました。
ただ、その特徴である柔らかさゆえに、葉が折れやすく、大量陳列に向かないことから、だんだん市場から姿が消えて、幻のねぎとなっていたんですね。
でも、探してみたら生産している農家さんがまだありました。
訪ねてみたら、なんと50年前に親父と仕事で付き合いのあった方で。
愛情込めて育てた自分のねぎが「かわいい」と言うんですよね。
それで一緒に活動をしていくことになりました。
“賑わい”と“ねぎ”をかけた「ねぎわい」等のキーワードはメンバー皆で考えたものです。
これまでたくさんのメディアに取り上げていただきましたが、遊び心のある楽しげな言葉の使い方も、取り上げてもらえる要因になったのかなと思います。
岩槻ねぎをモチーフにしたキャラクター「ネーマ君」を作ってくれる人がいたり、イベントに出店するときに、看板を作ってくれる人がいたり。
初めてグルメ王決定戦に出た時は、早く、おいしくできるように、皆で一丸となって何度も練習しました。
さまざまな人たちに出会い、教えてもらったり、手伝ってもらったり。いろいろ支えてもらえたお陰で、この活動を続けてこられました。
このような活動はやはり地域ぐるみじゃないとできないと感じています。
テレビの中継で、農家さんや商店さん、ボランティアさんたちと大勢でねぎ畑から出演した時はとても楽しかったです。
皆の笑顔が街を元気にしてくれるんだと実感しました。
これからも岩槻ねぎのおいしさをより多くの地元の人たちに知ってもらい、愛されるための活動をしていきたい。
地元に愛されていないものはやはりどこかで廃れてしまいますから。
その一つとして、子どもたちにおいしさを知ってもらう活動をしていきたいと思っています。
「あま~い」とにこにこしながら食べてくれる子どもの笑顔が、私の活動するエネルギーです。
あとは美味しいものを食べるのが好きだからかな(笑)
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