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更新日付:2016年3月23日 / ページ番号:C043690

田中屋本店の店構え
お店の外観

 市宿通りに面した岩槻区本町の和菓子屋さん。江戸時代後期・嘉永年間の創業以来、ずっと岩槻で菓子屋を営んできた。蔵造りの店舗は、約160年前に建てられたもので、風格のあるたたずまいをしている。

 城下町として栄えた岩槻という土地柄、その文化と共存することを大切にしており、店内には、岩槻名産の人形や吊るし雛が置かれている。明治・大正時代に使われていた落雁などの「型」もあり、お店が重ねてきた歴史を感じる。

 名物は、岩槻城が白鶴城と呼ばれていたことにちなんだ、白鶴城印 栗最中。昔と変わらない手作りの味で、それぞれ小豆あん、白あん(栗入り)、ゆずあんがたっぷり入っている。ほかにも、濃厚な生のよもぎを練りこんだよもぎ団子や、代々受け継がれてきたタレが自慢の焼き団子なども人気がある。

栗最中
左から、白あん(栗入り)、小豆あん、ゆずあんの栗最中
カスタードどら焼き
カスタードどら焼き

「昔ながらの味、歯ごたえなど守るべきところはそのままにしつつ、お客様との会話や出先で出会った味などをヒントにして、新しいタイプのお菓子の開発に、楽しみながら取り組んでいます」と語る田中さん。夏には、こしあんを葛で包み、桜の葉で巻いた「葛ざくら」、秋から冬にはクルミと黒糖を最中の皮に流しいれた焼菓子「城の月」など、季節によって違う味が楽しめる。

店主の田中さん
店主の田中さん
吊るし雛
お店に置かれている吊るし雛
お菓子の型
明治・大正時代のお菓子の「型」
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