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更新日付:2017年3月31日 / ページ番号:C050474
JR中浦和駅から徒歩10分ほどのところにある酒造。江戸時代の安永4年(1775年)の創業以来、約240年もの間、この地で酒造を営んできた。もともとこのあたりは農村地帯で、日本酒の原料となる米作りが盛んであったことから、農業のかたわら酒造りをはじめたのがきっかけだ。
毎年、仕込みの時期に岩手県の南部杜氏を迎え、昔ながらの製造方法をとっている。米は主に埼玉県産の酒米を使用し、酒造りで重要とされる水には、荒川水系の地下水を使用。ミネラル含有量の少ない「超軟水」で、軽やかな口当たりの日本酒に仕上がる。
看板銘柄は、「旭正宗」。大吟醸や純米吟醸など、米の精米歩合により異なる味わいが楽しめる。純米酒の「純」は、温めて飲む「お燗(かん)」にも向く。本醸造「うらら」は、冷やすととても飲みやすく、市内のホテルや鰻(うなぎ)屋などの飲食店でも使用されており、女性の人気も高い。
「お盆やお正月など、日本ならではの行事の時にはぜひ日本酒を飲んでもらいたい。」と11代目の内木さんは言う。「流行に流されることなく、地道に続けてきた。これからも続けられる限り頑張っていきたい。」
市内4酒造のひとつとして、地域に根ざした酒造りを続けてきた、歴史ある蔵元だ。
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