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更新日付:2018年3月28日 / ページ番号:C055872

さくらの会の皆さんの写真
さくらの会

さいたま市に元気をくれる人を紹介するコーナー。
今回は、桜図書館で毎月大人向けの朗読会を続けて、開催100回を迎えた「さくらの会」の方々にお話を聞きました。

 さくらの会プロフィール
 さいたま市桜区在住の加藤代表が2008年に発足。2009年の1月から、毎月第3日曜に桜図書館で大人向けの朗読会を開催している。朗読会について詳しくは、桜図書館へ。

加藤代表の写真
代表・加藤さん
友光副代表の写真
副代表・友光さん
大野さんの写真
大野さん
根岸さんの写真
根岸さん
 

朗読会をはじめたきっかけ

加藤:もともと朗読を学ぶカルチャースクールに通っていたのですが、上達するには人に聴いてもらうのがいちばんだと講師の方に言われて、はじめました。発表の場を探して、よく利用している桜図書館で職員の方に声をかけてみたところ、トントン拍子で話がまとまりました。本が好きで、自分が読んだ本を他のたくさんの方にも知ってほしいというメンバーが集まりました。月1回、毎月途切れることなく続けています。   

大人も楽しめる読み聞かせ

100回記念の回の朗読会の様子の写真
朗読会の様子

加藤:子ども向けの朗読はよく ありますが、自分が読んでよかったものを皆さんに知ってもらいたい、本をもっと好きになってもらいたいという思いがあったので、大人向けの朗読会をしています。

友光:大人向けといっても、文学作品だけではなく、絵本や昔話を朗読することもありますし、ジャンルにとらわれず、いろいろな本を読みます。 

読めば読むほど、味わい深い

加藤:朗読の魅力は、自分自身が本を深く読めることです。朗読で皆さんに聴いていただきたいと思ったときに、まずは自分自身が理解していないと、聴いていただいた人にも伝わりませんから、読み飛ばすだけというのはできません。そうして読みこんでいるうちに、本がいっそう好きになるんです。

友光:テープに録音して何回も自分の朗読を聴いてみると、イントネーション、間、スピードが、ここは違うんじゃないかとか、色々な発見があります。また、私たちはそのように何度も何度も本を読みこむわけですが、聴きに来てくださった方には1回で伝わるように読まなければならない、ということは意識しています。

加藤:朗読を聴いた方に、「同じ本を自分が以前読んだときとイメージが違っていたから、もう一度読んでみたくなった」と言われたことがあります。はじめは違うイメージを伝えてしまってよかったのだろうかとも思いましたが、いろんな読み方や受け取り方があると気づいていただけたんだと思うと、すごくうれしくなりました。

本(朗読)と出会って

大野:考えが深くなりました。本にはいろいろな人生、さまざまな考えの人が登場するので、そのキャラクターをひとつひとつ読みこなしていかなくてはなりません。その中で、こういう時はこう解決するものなんだとか、わかってくるのが素晴らしいですし、人にこういうことを言ったらいやな気分にさせないだろうかなどということは、本によって学ぶことが多かったです。朗読を始めて、人前で物事を筋道立てて話すのが億劫(おっくう)ではなくなりましたし、以前は無口だった自分が、最近ではおしゃべりと言われてしまいます。(笑)

100回を迎えて

加藤:気負いもせず淡々とやってきたことなのですが、かえってそれがよかったのではないかと思います。

根岸:やっぱり聴きにきてくれる人がいるからこそ続けられることです。また、この会には、「先生」がいない、あくまでもメンバーの自主性でやってきたというのもよかったのかもしれません。

これからの活動について

加藤:少しずつ活動の場を広げられればいいかなと思っています。

大野:年齢の若い人にも入会してもらえるといいですね。

加藤:メンバーの皆さんは力を持っているので、各々公民館などで読むこともあります。そういう風に、会員が一人ひとり動いて、朗読の場を広げていくのもいいのではないかと思います。

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