ページの本文です。
更新日付:2019年9月27日 / ページ番号:C064278
さいたま市に元気をくれる人を紹介するコーナー。
今回は、地域の居場所づくりとして、てらこや新都心を開設した大場明美さんにお話を聞きました。
子育てがひと段落してから、何か自分のやりたいことをやってみようと考えたのがきっかけでした。そんなときに、親や子どもが自由に使える場所がほしい、子育て中の女性が活動したいときに使える場所がほしい、そんな声を耳にしました。
そんな人たちに気軽に利用してもらえる場所を提供しようと、もともと両親が住んでいた家を活用して「てらこや新都心」をオープンしました。
子育て中はどうしても親と子どもの一対一で、お互い煮詰まってしまうこともありますよね。そういうときに、家庭のほかに、お互いがそれぞれのびのびと過ごせる別の居場所をもってもらいたいと思いました。
平日の放課後に「子どもラボ」に集まってくる子どもたちは、自分たちでやりたいことを考えて、ルールも決めて、毎日楽しそうに元気に過ごしています。子どもと一緒に来るお母さんには、ただ見守っていてくださいと伝えています。そうすると、子どもたちは自分で考えて行動できるようになります。その姿を見てお母さんは子どもの成長を実感できるんですよね。最初はハラハラしながら子どもを見守っていたお母さんも、少したつとお母さん同士のおしゃべりを楽しんでいます。そんな風に、ここでは親子という関係を切り離して、それぞれがのんびり過ごしてほしいです。
子育て中のお母さんには、社会の役に立ちたいと考えている方も多いんです。そんなお母さんたちが趣味や特技などのスキルを気軽に活かせる場所にもしていきたいと思いました。ここでは、お母さんが子どもたちに趣味で習っていた俳句を教えたり、得意な裁縫を教えたりしています。
何か特別な資格や技能がなくても、そんな風に気軽にお母さんができることをできるときに自由に参加してもらいながら、運営しています。
市長公室/秘書広報部/広報課
電話番号:048-829-1039 ファックス:048-829-1018
表示モード : パソコン版スマートフォンサイト