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更新日付:2023年6月13日 / ページ番号:C072660

フレイルってなに?今こそフレイル予防!

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フレイルってなに?
ただの体の衰えではありません

フレイルとは、高齢者の心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態をいいます。グラフ
多くの高齢者はフレイルの時期を経て、要介護状態に至ります。
一方で、運動や食事などの生活習慣を改善することでフレイルの進行を食い止め、健康な状態に回復できることもわかってきました。

感染症対策とフレイルの進行
「動かない」が「動けなくなる」になってしまう

今までは近所の方と立ち話をしながら交流したり、自主グループで運動をしたりと、自然と心と身体の健康を保つ生活を送られていた方も多いと思います。
しかし、長く続いている感染症の影響などにより外出を控えてしまうことで、足腰の筋力が低下するだけでなく、社会とのつながりも減り、刺激の少ない生活は意欲を低下させ認知症を招きやすくなるなど、フレイルが進行しやすい状況となってしまいます。ご自身の健康について心配や不安などを抱えても、ご近所でお話ができない等、社会的交流が少ない状況では、ますます不安が募り、家に閉じこもりきりの生活になり、フレイルの進行を加速させてしまいます。

フレイルの進行を予防する3本柱

フレイルの進行を予防するには、「運動」「栄養」「人との交流」が大切です。できることから始めましょう。フレイル予防3本柱

運動

様々な運動の種類があります。
ストレッチ、ウォーキング、筋トレを組み合わせて行うことが良いとされていますが、まずは取組やすいものを続けて行うと良いでしょう。
※気温が上昇すると、マスクを着用していることで熱がこもりやすくなることから、熱中症に注意しましょう。

  1. ストレッチ
    テレビを見ながらや、お風呂上りになど、生活の中に組込みましょう。
    心地よい程度に伸ばし、無理をしないことが大切です。
  2. ウォーキング
    買い物に行く時に自転車ではなく歩いていく、短い移動距離でも良い姿勢で歩くなど、生活に組込んで効果的に行いましょう。
    マスクを着用し、他の人と2メートル位距離を保てるとよいでしょう。
    2メートルの目安として、両腕を広げた幅は、身長とほぼ同じと言われています。
  3. 筋力の維持や向上に、いきいき百歳体操
    さいたま市で推奨しているいきいき百歳体操は、主に脚や肩の筋力を維持・向上させます。いきいき百歳体操イメージいきいき百歳体操の動画はYouTubeにてご覧いただけます。
    おもりを使わない場合は、鍛える筋肉を意識して行いましょう。
    ※いきいき百歳体操は、各区で開催されている「ますます元気教室」でも体験することができます。お問い合わせは各区役所高齢介護課へお願いいたします。

栄養(食事とお口の健康)

  1. 低栄養を予防する
    外出など活動が減ることで、食欲が低下し、食事量が減ってしまいがちです。
    筋肉量を維持するため、また免疫力を低下させないためにも3食しっかり食べましょう。
    特に、肉・魚・卵・大豆製品などたんばく質が不足しないようにしましょう。
    牛乳やヨーグルトなどもたんぱく質を補います。
  2. 食べたら歯磨きと口腔体操
    しっかりと栄養をとるには、お口の健康が保たれていることが大切です。
    また、お口の清潔が保たれていると、一般的な感染症にかかりにくいと言われています。
    年齢とともにお口の筋肉や舌の動きも衰えます。
    口腔体操も歯磨きとセットでやってみましょう。
    口腔体操はさいたま市ホームページからYouTubeでご覧いただけます。

人との交流

知人や親族など気心知れた人と会うことが難しい状況では、まずは電話やメールなどで人と交流することが大切です。人との交流イメージ
スマートフォンをご使用であれば、テレビ電話なども利用できるかもしれません。
積極的に交流をとり、つながりが途切れないように心がけましょう。

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福祉局/長寿応援部/いきいき長寿推進課 介護予防係
電話番号:048-829-1286 ファックス:048-829-1981

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