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更新日付:2019年2月8日 / ページ番号:C004072
狂犬病は、日本では撲滅された感染症ですが、オーストラリアを除く世界の大陸で感染者がでています。狂「犬」病という名称ですが、犬に限らず、猫やイタチ等他の哺乳動物からも感染することがあります。狂犬病に感染した犬等の動物から咬まれることで、その傷口からウイルスが体内に侵入します。
ヒトの場合、潜伏期間は9日から数年(通常20日から60日程度)、発病率は32%から64%で、発病した場合は100%死亡します。症状は発熱、頭痛、嘔吐などに始まり、次いで筋肉の緊張、けいれん、幻覚があらわれます。犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、よだれを大量に流し、昏睡、呼吸麻痺が起き、死に至ります。
日本では狂犬病が撲滅されているため、その危険性を忘れがちですが、現在も感染者が存在する病気です。狂犬病流行地域へ渡航、滞在される方は以下の点にご留意下さい。
流行地域で狂犬病にかかっているおそれのある動物に咬まれてしまった場合、まず、十分に水洗いした後、できる限り早く現地の医療機関で傷口を治療し、ワクチン接種をします。発病前であれば、ワクチンの接種は効果がありますので、必ず接種しましょう。また、現地医療機関への受診の有無にかかわらず、帰国時に検疫所(健康相談室)に相談をしてください。
国立感染症研究所リンク(新しいウィンドウで開きます)
外務省リンク(新しいウィンドウで開きます)
厚生労働省検疫所:海外感染症情報リンク(新しいウィンドウで開きます)
保健衛生局/保健部/動物愛護ふれあいセンター
電話番号:048-840-4150 ファックス:048-840-4159
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