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2002年6月、サッカーの世界最高峰を決める「FIFAワールドカップ」が日韓の共催で開催されました。日本中が盛り上がるなか、会場の一つとなったのが、2001年7月に完成した埼玉スタジアム2002。6万3,700人の観客席を有する、アジア最大級・日本で最大のサッカー専用スタジアムです。
日本中の注目を集める一戦、日本代表の初戦となるベルギー代表との戦いは、ここさいたま市で行われました。5万5,000人を超える観客が国内外から訪れ、熱気に包まれたスタジアム。鈴木隆行選手、稲本潤一選手が得点をあげるなど、激しい戦いが繰り広げられましたが、試合は90分経っても決着がつかず、2対2の引き分けで終了。この結果、日本代表は初めてワールドカップの舞台で勝ち点を得ることとなり、その後の決勝トーナメント進出につながりました。
埼玉スタジアム2002は、7・8月に開催される東京2020オリンピック競技大会でもサッカーの競技会場の一つに選ばれています。
スタジアムの前では、東京2020オリンピックマスコット「ミライトワ」が皆さんを出迎えます。
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