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〇〇年前のさいたま(3月編)

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2010年3月28日 大宮盆栽美術館開館

大八車で盆栽を運ぶ様子
大八車で盆栽を運ぶ様子(昭和20年代撮影)
写真提供:九霞園

時は大正。都内にあった多くの盆栽園は、都市部の工業化・宅地化により、良質な土と水、そして新鮮な空気を求めていました。さらに、関東大震災の直撃を受け、新天地を求める機運は一層高まりました。その結果、盆栽培養の拠点にふさわしい新天地とされたのが現在の大宮盆栽村です。当時は狐狸が住むといわれた草深い土地であり、開墾と道路の敷設から始まった村づくりは困難の多いものだったといいます。
戦後の復興期には、大宮盆栽村の盆栽園が日本の盆栽文化を振興する中心的役割を担いました。1989年には、世界に広まった盆栽文化を象徴する祭典として、大宮で第1回世界盆栽大会が開催され、31か国からの大会登録者が集まる大規模なものとなりました。また、2017年には、第8回世界盆栽大会が28年ぶりに本市で開催されるなど、さいたまの盆栽文化は世界中の盆栽愛好家から注目を集めています。
大宮盆栽美術館は、さいたまが誇る伝統産業である盆栽文化を広く国内外に発信することを目的として、2010年3月28日に大宮盆栽村近くに開館しました。国内屈指の盆栽コレクションをはじめ、盆栽に関連する盆器や水石、絵画、歴史・民俗資料などの収集、展示やワークショップ、小学校見学の受け入れなどの普及活動を行っています。

 

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