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更新日付:2023年12月12日 / ページ番号:C086896

ばらエティレポート2021 特別編第2弾 「春の寄せ植えを作ってみた」

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中央区の区の花はバラであることをご存知ですか。
中央区役所内にはいろいろな種類のバラを植えています。
また、与野公園は、約180種類以上、約3,000株あるバラの名所です。
ここでは、中央区役所や与野公園など、バラの状況をお伝えします。
また、中央区内のおすすめスポットや区民の方のコミュニティ活動などを、ばらエティにレポートします。

今回は特別版第2弾です。

「春の寄せ植えを作ってみた」

市報さいたま市中央区版4月号の取材のために区内円阿弥にある「フローラ黒田園芸」さんで寄せ植えの作り方を教わってきました。
「フローラ黒田園芸」さんは中央区PR協力店でもあります。

教えてくれたのは、黒田健太郎さんです。
黒田さんは、2022年2月に発売された春のグリーティング切手のデザイン画の元となる寄せ植えを日本郵政から依頼されて作ったり、寄せ植えの本を何冊も出版したり、寄せ植えのカレンダーを毎年作ったりと、すごい人なんです。
すごい人ですけど優しいんです。
とても分かりやすく教えてくれました。

春のグリーティング切手デザイン(63円)は こちら(新しいウィンドウで開きます)
春のグリーティング切手デザイン(84円)は こちら(新しいウィンドウで開きます)

この日教わったのは、私を含めて3人です。
時間の都合もあり、鉢や草花の苗は黒田さんがあらかじめ選んでおいてくれましたが、選び方のコツも教えてくれました。

寄せ植え体験1
       選んでくれた素材

鉢(プランター)の選び方

花を植えた時に、植えた草花が鉢の2倍くらいの高さになるようになるものを選ぶと良いそうです。
今回は30センチメートル×20センチメートル位の長円形で深さが20センチメートル位のプラスチックのプランターです

花苗の選び方

私などは、ついつい多くの花色を選びたくなりますが、それよりも同じ色か、同系色で濃淡をつけた方が良く、花だけよりも葉物を混ぜて植える方がまとまるそうです。
迷った時は、まず自分の好きな花を一つ見つけて、それに合わせて他の花を選ぶと良いそうです。
今回黒田さんが選んでくれた苗は、
ピンク色の花(ローダンセマム)2つ、白色の花(ラナンキュラス)1つと、大きさや形の違う葉物の苗3つ(タイムフォックスリー、ベアグラス、へーべ)です。
同じ花苗3つでも可愛いけれど、今回は白を1つ入れてアクセントにしたとのことです。

寄せ植え体験2
      教えてくれた黒田さん

植え方

まず、水はけをよくするため、鉢の底から1センチメートルほど鉢底石を敷きます。
次に、苗を植えた時に鉢の上端から1~2センチメートル位の水やりスペースが確保できる位の高さになるように培養土を鉢底石の上に数センチメートル入れます。
さらにその上に、元肥として緩効性化成肥料をパラパラとまいておきます。
苗をポットのまま並べてみて配置を決めます。
苗の向きによってもイメージが変わります。実際私が配置した後に、黒田さんが苗を一つ90度回転させただけでガラッと見た目が変わりました。
苗をポットから外して根鉢に細い根が回っていたら崩した方が根付きが良くなるそうです。
根鉢の大きさによって培養土で高さを調整しながら植えていきますが、右利きの人は左側から植えるとやりやすいそうです。
苗同士の隙間に培養土を入れて平らにしたら完成です。
 

寄せ植え体験3
鉢底石を入れる
寄せ植え体験4
培養土を入れる
寄せ植え体験6
元肥をまく
寄せ植え体験5
配置を決める
寄せ植え体験7
根鉢を崩す
寄せ植え体験8
左から植えこむ
寄せ植え体験9
隙間に培養土を入れる
寄せ植え体験10
完成



水やり

最初にたっぷり水をやり、あとは表面が乾いたらやるようにします。
植物にとっては乾くということも大事なことなんだそうです。

肥料

月に1回位パラパラとまくようにします。

手入れ

花が成長してきて姿が乱れてきたら切り戻すとまた新しく枝が出てきてまた美しい姿に戻るし、今回の花は多年草なのできちんと手入れをすれば来年も楽しめるそうです。


当日は約束の時間より少し早く着いたので店頭にある草花を見ていましたが、春を彩る色とりどりのものがたくさんあって、もし自分で選ぶことになっていたら、目移りして相当時間がかかっていたと思います。
店頭には、黒田さんが作った寄せ植えもたくさん置いてあり、それはそれは素敵なものばかりでした。
それには遠く及びませんが、自分で作った寄せ植えも十分満足のいくものでした。
同じ素材で作っても、配置等に個性が出て3者3様のものが出来上がり、それぞれが自分が1番と思っていました。
お店にある装飾されたコーナーに作った寄せ植えを置いて写真を撮らせてもらいましたが、10倍は素敵に見えて大満足でした。

寄せ植え体験11
         3者3様ですね

寄せ植え体験12
          素敵です

私も家族も花が好きで家にはいつも花がありますが、普段はごく普通の丸いプランターに花を適当に植えてきれいだと喜んでいる感じです。
今回区報の取材がきっかけで専門家に直接教えていただいて、素人でもちょっとのこだわりで結構素敵なものができるんだなと思いました。
店頭にある草花を見て、出来上がりをイメージしながら選ぶのは難しいけど楽しいだろうなと思います。

皆さんもぜひ寄せ植えづくりにチャレンジしてみてはいかがですか。
フローラ黒田園芸には、黒田さんの他にもスタッフがたくさんいますので、寄せ植えの相談に乗ってくれると思います。花選びに迷ったりしたら声をかけてみてください。
お店のHPには、季節ごとの寄せ植えがたくさん掲載されています。ぜひ参考に。

中央区PR協力店は こちら

フローラ黒田園芸は こちら(新しいウィンドウで開きます)

後日、お店の写真も撮らせていただきました。

全景1
フローラ黒田園芸全景
全景2
全景3
寄せ植え体験1
黒田健太郎さんが作った寄せ植えの数々
寄せ植え2
寄せ植え3
寄せ植え4
寄せ植え5
寄せ植え6
寄せ植え7
寄せ植え8
寄せ植え9
寄せ苗セット1
花苗選びに困ったら寄せ苗セットもあります
寄せ苗セット2
寄せ苗セット3

この記事についてのお問い合わせ

中央区役所/区民生活部/コミュニティ課 
電話番号:048-840-6020 ファックス:048-840-6161

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