市報さいたま2019年1月号
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4市長 対戦チームとしては、相手サポーターの強力な応援というのは気になるものですか。西野 普段はあまり気にならないのですが、特に浦和レッズが相手で、そのホームスタジアムだというと、これは強烈なアウェー感がありますね。 他のどのスタジアムに行っても味わえない感覚です。さいたま市の魅力市長 さいたま市出身で、サッカー界を支えている西野さんから見て、さいたま市の魅力はどのようなところでしょうか。西野 サッカーのまちというのはもちろんですが、住みやすいというのが魅力ですかね。落ち着いていて、静かで、住みやすいというイメージを昔から持っています。  スポーツが盛んなことも魅力の一つです。その中でも、やはりサッカーではさいたま市がリーダーとなって他の地域をけん引してほしいです。スポーツで日本一笑顔あふれるまち市長 今、さいたま市は「スポーツで日本一笑顔あふれるまち」を目指し、スポーツのまちづくりを進めています。西野 さまざまな分野にスポーツを活用したまちづくりをするということですか。市長 そうです。単にスポーツを振興するということではなくて、スポーツが持っている力を活用して、さまざまな地域の課題を解決していこうということです。そのエンジン役として誕生したのが、スポーツコミッション(※1)で、日本で最初に立ち上げました。全国大会や国際大会を誘致して、たくさんの人がそれを観に訪れ、さらに大会を見た子どもたちが刺激を受けてスポーツを始めて、結果としてスポーツ人口が増えていく。そうすれば、その波及効果で経済や教育、さらに地域コミュニティの再生など、新しい絆づくりにもつながります。  さらに今後については、スポーツシューレ(※2)という構想を持っています。西野 ドイツにもありますね。市長 はい。今までは、大会を誘致することが大きな目標でしたが、これからはスポーツシューレで、市民の皆さんにどうスポーツを浸透させていくのかが、大きなポイントになります。  西野さんはスポーツシューレを、ドイツをはじめ、ヨーロッパで見てこられたと思いますが、さいたま市は施設的には比較的恵まれておりますので、これらをつなぎ合わせて合宿などを誘致しようと思っています。また、スポーツ医学や栄養学、メンタルヘルスなどソフトの部分をしっかりとアドバイスできる組織づくりを目指しています。西野 素晴らしい構想ですね。市長 例えば、サッカーや自転車など、さいたま市とゆかりのあるスポーツを中心に、スポーツ医学をはじめとするさまざまなノウハウを集積する。それを子どもたちや、市外からの選手も含めて合宿をしながら練習を重ね、定期的に診断・アドバイスできるような構想を練っています。西野 スポーツには、さまざまな分野に波及する影響力がありますからね。市長 スポーツだと、皆さん手放しに元気になれます。その※1 スポーツコミッションスポーツイベントの誘致と開催支援を通じて観光や交流人口の拡大を図り、スポーツの振興と地域経済の活性化を目的とする団体。※2 スポーツシューレスポーツ施設とクラブハウス、研修や宿泊などの設備を複合的に併せ持つ施設。本市では、既存の各施設をつないで活用するネットワーク型の形態を検討している。スポーツにはさまざまな分野に波及する力がある▲スポーツコミッションが誘致したスポーツイベント

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