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緩和ケア科

ごあいさつ

昨今、がんの治療の発展は目覚ましいものがありますが、それでも日本では二人に一人ががんを発症し、三人に一人が、がんでお亡くなりになります。積極的な治療で、治癒を得た患者さんが増えてきた一方で、治癒が期待できない患者さんには、何もできることはないのでしょうか。緩和ケアでは、がんの積極的な治療が終了した患者さんを対象に、少しでもつらい症状を和らげることを目的としています。

診療内容

がんに伴う苦痛(痛みなどのつらい症状をはじめ、今後の不安、療養上の気がかりなど)をやわらげることを目的とし、緩和ケアの専門的な知識をもつ医師、看護師、薬剤師などが連携し、患者さんやご家族の苦痛緩和にあたります。
自分らしく過ごせるように、患者さんだけでなくご家族にもケアを提供いたします。

スタッフ

氏名 役職 専門資格
関根 克敏 科長 日本緩和医療学会緩和医療認定医
日本内科学会総合内科専門医
日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
深澤 義輝 医長 日本緩和医療学会緩和医療認定医
日本内科学会内科認定医

その他

緩和ケア医師、腫瘍内科医師、精神科医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ボランティアなど、多職種でのチーム医療として取り組み、生活の質(QOL)を向上させる事が目標となります。

近隣医療機関の皆様へ

この度、診療体制を整え、他院からの緩和ケア外来を再開することとなりました。現在おかかりの医療機関では対応困難な症状の緩和などに対応いたします。症状の緩和ができましたら、かかりつけの医療機関と連携して対応する体制に移行します。
 

緩和ケア外来受診のご案内

緩和ケア外来受診の際には、必ず医療機関からの予約取得をお願いいたします。予約の際は、患者支援センター地域医療連携担当(TEL:048-873-7440 FAX:048-873-7441)にご連絡ください。
診療情報提供書と緩和ケア外来情報提供書(ダウンロード可能)が必要となりますので、作成をお願いします。
緩和ケア外来情報提供書(エクセル形式 22キロバイト)
作成いただいた情報を担当医にて確認し、受診日を紹介元の医療機関に後日ご連絡いたします。なお、外来の予約状況により、受診に至らないこともあります。
緩和ケア外来受診の際は、1階患者支援センター「地域連携」にお越しください。

【外来日】 毎週木曜日 15時 1枠(初診のみ)

【外来受診の条件について】
〇悪性腫瘍の診断がなされていること。
〇患者さんに病名の告知がされていること。
〇当院の外来受診前に在宅療養環境(※)が整備されていること。
※ 在宅療養環境とは、訪問診療・訪問看護の導入が行われていることを示します。
〇以下のことを了承されていること。
・現在、新型コロナウイルス感染症の診療に対応するため、緩和ケア病棟への入院診療を休止していることから、緩和ケアのための入院は、一般病棟での対応としています。
・入院が必要となった場合、家族面会等に対応するため個室へ入院していただきます。そのため、入院料のほかに個室料(料金は部屋のタイプや居住地により異なります)がかかります。
・入院した場合は、専門の緩和ケアチームスタッフがサポートさせていただきます。
・病床に空きがない場合は、入院は待機となり順番にご案内させていただきます。入院までの間は、かかりつけ医の在宅療養を受けながら自宅待機をしていただきます。

関連ダウンロードファイル

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