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NCDについて

NCD(National Clinical Database)事業に参加しています

 我が国において患者さんに良質な医療を提供するためには、どのような場所でどのような医療が行われているかを把握する必要があるとの考えに基づき、2010年に日本外科学会を基盤とする外科系諸学会が協力して「一般社団法人National Clinical Database」が設立されました。
 現在、我が国のほとんどの施設の外科系診療科がこの事業に参加しており、当科も参加しています。この事業に参加している診療科は、施行したすべての手術のデータをNCDに登録します。現在、我が国で行われている外科手術の95%以上が登録されている状況です。このビッグデータを分析することにより、全国の平均的な手術成績が正確に分かり、この情報が各施設へフィードバックされることによって、個々の施設診療科での医療の改善に役立っています。
 NCD登録においては、患者さんのお名前を登録することはありません。したがって、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないようになっていますが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理されています。
 このNCD登録は患者さんの協力に基づくものですので、ご自分のデータを登録されたくない場合は登録を拒否して頂くことができます。担当医へお伝え下さい。登録を拒否することで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

以下に、NCDから患者さんへの広報を掲げます。 
 NCDについて(PDF形式 308キロバイト)
 NCDホームページ(外部リンク)

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