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さいたま市周辺施設嚥下調整食に関する実態調査報告について(こちらをクリック)
NST(栄養サポートチーム)とは
医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士などがそれぞれの専門的知識や技術を持ち寄って個々の患者さんの栄養管理を実践する専門チームのことです。栄養管理は、あらゆる疾患の患者さんに共通した最も基本的な医療の一つです。この栄養管理を適切に行うためには、臨床栄養に精通した専門家の知識や技術が必要です。当院では、2004年5月よりNST活動を開始し、2005年11月に日本静脈経腸栄養学会(現:日本臨床栄養代謝学会)(JSPN)、2006年9月に日本栄養療法推進協譲会(JCNT)よりNST稼動施設に認定されました。
入院中の患者さんの栄養状態を評価し、適切な栄養療法が行えるようにしています。具体的には、必要エネルギー量や水分量の計算、経口栄養の支援、経腸栄養・静脈栄養の検討などを行っています。栄養管理を行った後は栄養状態の評価を行い、退院に向けての支援も行っています。
定期的に病棟を回診し、患者さんの顔をみて、主治医、病棟看護師の意見も取り入れた実現可能なプランを提案しています。NST回診メンバーでカンファレンスを行い、回診患者さんなどの症例検討とNST活動の改善に向けての話し合いを定期的に行っています。
医師や病棟看護師などに向けての栄養管理に関する講習会や勉強会の開催も行っています。NST活動の成果について、院内学会、さらには外部の研究会や学会でも発表しています。
当院のNSTチームそれぞれの職種が専門的な意見を出し合える雰囲気があり、それらの意見を尊重してくれるメンバーがいます。また病棟看護師の意見も聞き、実現可能なプランを提案しています。そして、何よりも患者さんを第一に考えたチームです!
職種 | 人数 |
---|---|
医師 | 2名(小児外科部長、消化器内科医長) |
歯科医師 | 1名 |
管理栄養士 | 3名(栄養科科長、NST専門療法士1名) |
看護師 | 4名(NST専門療法士、皮膚・排泄ケア認定看護師、摂食・嚥下障害看護認定看護師) |
薬剤師 | 3名(NST専門療法士1名) |
検査技師 | 3名(NST専門療法士1名) |
言語聴覚士 | 1名 |
歯科衛生士 | 1名 |