さいたま市立病院周産期母子医療センターでは、令和2年7月以降に新型コロナウイルス感染症に罹患中の妊婦さん4人の出産がありました。
この事例の詳細について、令和3年2月14日(日)に開催される第182回日本小児科学会埼玉地方会において発表いたします。
- 発表概要
さいたま市立病院周産期母子医療センターでは、令和2年7月以降に新型コロナウイルス感染症に罹患中の妊婦さん4人の出産がありました。国内学会、海外からの報告を参考に院内対応マニュアルを作成し、生後の母児感染を予防するよう努めました。幸い出生児は全員元気で、出生後に数回実施したPCR検査もすべて陰性でした。
- 学会発表日時等
(1)日 時 令和3年2月14日(日)10:00~ ※本演題の発表は11:20頃から行う予定
(2)会 場 埼玉県川越市新宿町1-17-17 ウェスタ川越 1階大ホール
(3)演題名 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)妊婦から出生した新生児への対応経験
(4)演者名 柴山晃司(小児科医師)、三輪雅之(小児科医長)、池田一成(周産期母子医療センター所長)
※学会発表会場の密を避けるため、発表当日の報道関係の方の入場はお断りさせていただく予定です。
- 院長コメント
妊娠中に新型コロナウイルス感染症に罹患する確率は少ないですが、適切な妊娠の管理と感染症の療養を行うことで、母児ともに問題なく退院できることがわかりました。妊婦さん達の不安を少しでも軽減できたのではないかと考えています。