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更新日付:2023年4月25日 / ページ番号:C093078
北区役所にご来庁の皆さんを区の花「菜の花」でお迎えできるよう、例年11月頃から種をまいて育てています。3月下旬から4月上旬に、満開の菜の花をプラザノース正面入口に飾ることを目指します。この育成記録は、種まきから、茎が伸び、葉が茂り、花が満開を迎えて咲き終えるまでの様子を随時更新していきます。
11月9日(水曜日)、区長、副区長を始め、各課から名乗りを上げた北区職員14人で種をまきました。
今年度は、開花時期をずらすことで、菜の花をより長く楽しんでいただけるよう、60個ずつ2回に分けて種をまき、合計120個のプランターに菜の花を咲かせます。
プランターに沿って1~2センチメートルくらいの横溝を3本作り、その溝に種をまいていきます。
3年前、育てた菜の花の葉を野鳥に全て食べ尽くされてしまった経験から、今年も種まきをしたプランターにあらかじめ園芸用のネットを被せて、食害から葉を守ります。
北区役所の南側で育成していますので、優しく見守ってください。
11月15日(火曜日)、水やりをしていると、何やらプランターに小さな緑色のものがポツンと見えました。近づいてみると、菜の花が発芽しているのを確認しました。昨年同様、種まきから約1週間での発芽です。そして、発芽から1日経ち、2日経ち、小さな緑の芽がぽつぽつと増えてきました。まだまだまばらで小さい芽ですが、これからの成長が楽しみです。
11月24日(木曜日)、発芽から約一週間が経ち、プランターを遠目から見ても緑の葉がはっきりと見えるようになりました。丸が2つくっついたような形の「葉っぱ」がとても可愛らしいです。
12月1日(木曜日)、あいにくの雨模様でしたが、北区長と有志の北区職員15人で、後発のプランター60個に菜の花の種をまきました。
さらに今回は、宮原・日進の両支所に持っていく分の小さめのプランターにも種をまきました。開花する時期に両支所に飾るので、そちらも楽しみにしていてくださいね。
今回も前回と同様に、種まきをしたプランターにあらかじめ園芸用のネットを被せます。
先発でまいた分と合わせて、北区役所南側に合計120個のプランターの長い列できました。これはもう壮観です。
また、先発でまいた菜の花の芽は、早くも背丈が3センチメートルくらいにまで成長しています。よく見ると、1週間前とは葉の形も変わってきました。種をまいてから真冬を迎えるまでは、みるみる成長するので、目が離せません。
12月8日(木曜日)、12月に入り気温がぐっと下がったので、発芽はまだかなと思いつつも、先発でまいた種が1週間程度で発芽していたため、よく目をこらして後発でまいた菜の花のプランターを見てみました。すると、ようやく1つのプランターからいくつか小さな芽が発芽しているのを発見しました。全体的にはまだ発芽をしていないプランターが多いですが、これに続いて発芽してほしいものです。
そして、先発でまいた菜の花の葉は、太陽を浴びてぐんぐん成長しています。乾燥する日が多いので、土が乾かないように週に2~3回水をあげています。まだまだ成長途中の葉は柔らかく、植物が少なくなるこれからの時期、鳥にとっては絶好の「ごちそう」なのかもしれません。そのため、野鳥から守るための園芸用ネットは欠かせません。
12月15日(木曜日)、「未来くるワーク体験」で職場体験に来ていた植竹中学校の生徒2人が菜の花に水やりをしてくれました。冬空の下では冷たく感じても、お花にとっては大切な水分。2人とも丁寧に作業をしてくれました。自分達が水やりをした菜の花が満開になったときに見に来るのを楽しみにしているそうです。2人の思いも受け止めて、無事に満開を迎えられるよう大切に育てます。
12月23日(金曜日)、先発でまいた菜の花の葉はぐんぐん成長して、プランター内の土が見えなくなってきました。背丈も伸びてきて今にもプランターからあふれ出そうです。
そして、先日はぽつぽつと発芽している程度だった後発でまいた菜の花は、ほとんどのプランターで芽が出てきて、遠目からでも小さな芽が一列に並んでいるのが見えるようになりました。菜の花をより長い期間楽しんでいただけるよう、種まきの時期をずらして育てています。成長の差が順調に表れています。
1月6日(木曜日)、朝晩の寒さが身に染みる季節にもかかわらず、菜の花は成長を続けています。野鳥に菜の花の葉を食べられたのは、3年前の年末年始のことだったので、年明けに無事に葉を茂らせている姿を確認して、ほっとしました。
1月27日(金曜日)、10年に一度と言われる寒波が襲来し、気温が一段と下がっていますが、寒さに強い菜の花はすくすくと成長しています。先発でまいた菜の花は、ほとんどのプランターで葉があふれる程に成長し、横から見ると、さながら緑の道が続いているかのようです。1枚の葉の大きさも大人の握りこぶし程になりました。
また、後発でまいた菜の花も追いかけるように成長しています。湿度が低いため、乾燥に用心しながら水をあげています。
2月2日(木曜日)、先発の種まきからおよそ3か月、後発の種まきからは2か月が経ち、両方とも順調に成長しています。そこで、今の背丈を測ってみました。すると、先発でまいた菜の花は大きいもので20センチメートル、後発でまいた菜の花は6センチメートル程になっていました。例年、開花時期には1メートル前後にまで成長するので、これからぐんぐん背丈が延びていくのが楽しみです。
2月10日(金曜日)、さいたま市に大雪警報が発令され、北区役所周辺も5~6センチメートルではありますが、積雪が見られました。菜の花は寒さに強く、雪にも負けませんが、ネットが真っ白に。重みで潰されないよう、雪を払い落としておきました。すると、プランターの近くに雪の日限定のお客さんがいました。この大雪で菜の花を心配して来たのかもしれませんね。
2月24日(金曜日)、厳しい寒さが少しずつ和らいできた今日この頃。いつもどおり菜の花の様子を見ていると、先発でまいたプランターの中に黄色く色付くつぼみを発見しました。まだまだ小さなつぼみですが、これから3月を迎えて暖かくなると花茎もどんどん成長していきます。花がほころぶまでは、もう少しといったところでしょうか。
3月になり、毎日黄色く色づいたつぼみの様子を見に行っていると、3月3日(金曜日)の午後についに開花を確認できました。午前中に様子を見た際にはまだ開花していなかったので、昼に気温が上がるにつれて花が開いたようです。種をまいてからおよそ4か月、開花という一つの節目を迎えられて、ほっとしています。今にも花がほころびそうなつぼみがほかにもたくさんついているので、満開を迎えるのが今から楽しみです。
3月24日(金曜日)、後発でまいた菜の花もいよいよ開花が進んできたため、プラザノース正面入口へ運びました。
これで、計125個の全てのプランターが並んだことになります。ずらりと並ぶ黄色い花々は圧巻です。
これにて、今シーズンの菜の花の育成記録は終了です。北区の春を楽しんでいただけたでしょうか。来シーズンもお楽しみに。
北区役所/区民生活部/コミュニティ課
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