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更新日付:2016年3月18日 / ページ番号:C046955
南区役所(複合公益施設サウスピア内)4階に、
「赤鐘馗(あかしょうき)」人形を飾っています。
この赤鐘馗は、岩槻人形協同組合様から、
さいたま市10区に寄贈された人形の1つです。
南区役所にお越しの際は、ぜひご覧ください。
ギョロリとした大きな目、立派な黒々としたひげの迫力あるお顔が印象的な鐘馗さま。
なんだか少しこわいイメージですが、実はさまざまな悪いことから守ってくれる
頼もしい神様なのです。
昔々、中国は唐の時代、玄宗皇帝が熱病にかかり、夢の中に鬼が現れてうなされている時、
恐い形相の大男が現れて鬼を退治してくれました。大男は、終南山の鐘馗と名乗りました。
夢から覚めてなぜか病気が治った皇帝は大変喜んで、画家に命じ、夢に見た鐘馗像を描かせました。
そして、この絵が病鬼を退けて魔を除いてくれると信じられ、広く飾られるようになったのです。
この習わしが日本に伝わり、端午の節句に鐘馗を書いたのぼりが立てられるようになり、
やがて人形も作られました。
遠く江戸時代から鐘馗さまは迫力のある姿で子供たちをしっかり守っているのです。
日本では赤色は「魔除けの赤」といわれておりますので、この「赤鐘馗」は、それを強調するために特に赤色を多く用いて製作いたしております。
製作:株式会社雛の廣榮矢作人形店
南区役所/区民生活部/総務課 総務係
電話番号:048-844-7123 ファックス:048-844-7270
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