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更新日付:2021年3月29日 / ページ番号:C071465
見沼区では、平成20年にクマガイソウを「区の花」と制定しました。
見沼区御蔵の民家の竹林に自生しており、さいたま市の天然記念物にも指定されています。
令和2年も「クマガイソウの観察日記」を更新していきますので、成長の様子をご覧ください。
クマガイソウは、『環境省レッドデータブック2015』や『埼玉県レッドデータブック2011』などに掲載されている絶滅危惧植物です。
見沼区御蔵の自生地でも、20年前と比べてかなり数が減っているそうです。
みなさん、区の花クマガイソウを大切に見守ってくださいね。
写真はクリックで拡大できます。
暖かい日が増えてきました。クマガイソウが芽を出しています!
日当たりのよい場所で5センチメートルほどでしょうか。
今年の花の見ごろは4月18日頃になりそうです。
きれいな花がたくさん見られるといいですね。
暖かい日が続いているせいか、1週間見ないうちにぐんぐん成長し、つ
ぼみをつけていました。
花の見ごろはさらに早まり今週末になりそうです。
(番外編)
近くの木に赤いきれいな花が咲いていました。つぼみのものもありまし
たので、クマガイソウの花と一緒に楽しめるかもしれませんね。
正午頃に撮影に行ったところ、クマガイソウが咲いていました。
クマガイソウは、淡白色地に、紅紫色の網目状のスジが走る袋状
の花です。
この花の形が、鎌倉武士の熊谷直実が背負った「母衣(ほろ)」
に似ていることから「クマガイソウ」と名付けられたと言われて
います。
つぼみのものが多く、葉が開いていないものもありますので、是非
気候のいい日に観察に出かけてみてください。
(番外編)
見沼区にほど近い、緑区の上新宿橋から写真を撮っていたところ、サ
イクリング中の方に声を掛けていただき、見沼区の鳥「カワセミ」の
撮影ができました!
カワセミは全長17cm程度で、くちばしは体の割りに長く、魚取りにす
ぐれた鳥です。
また、羽色が鮮やかで、翡翠(ひすい)のような体色から、飛ぶ宝石
ともいわれ、その美しさは古代から注目されていました。
渓流や池沼などを見下ろす木の枝に静かにとまっていて、水中の獲物
をとったり、水面をかすめて一直線に速く飛んだりします。
上新宿橋から撮影した写真です。
歩道もありますので、望遠レンズつきのカメラを片手に撮影に出かけて
みてください。
今週は月曜日は雨風ともに強く、火曜日も風が強い状況でしたが、
昨日、今日と天気がよく、クマガイソウはどんどん花を咲かせて
います。
つぼみのものやようやく葉が開いたものもありますので、しばらく
クマガイソウの観察ができそうです。
見事な花をつけていたクマガイソウも枯れているものも見られるよ
うになりました。
よくよくクマガイソウを観察するとアリが1匹いました。
残念ながらクマガイソウには蜜線がないため、蜜を見つけられず、す
ごすごと帰って行く様子が何とも寂しそうでした。
きれいな花を咲かせていたクマガイソウもすっかり枯れてしまいました。
受粉に成功していれば、種を作る可能性があります。
種ができると、茶色に枯れた花の付近の茎が緑色のまま太くなるそうです。
次年度もきれいな花をつけているクマガイソウをたくさん見られるといいですね。
※今年は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、庭の公開を見合わせて
います。
見学の際はご注意ください。
見沼区御蔵の民家(尾島農園)で、自生しているクマガイソウを見るこ
とができます。
公共交通機関をご利用の方は、大宮駅東口7番バス停から乗車していただ
き、片柳郵便局で降車し、そこから徒歩10分程度で行くことができます。
地図情報を参考に、出かけてみてください。
尾島農園住所:さいたま市見沼区御蔵937
※今年は新型コロナウィルス感染症拡大に伴い、庭の公開を見合わせて
います。
見学の際はご注意ください。
クマガイソウ自生地地図(ワード形式 1,278キロバイト)
見沼区役所/区民生活部/コミュニティ課
電話番号:048-681-6020 ファックス:048-681-6161
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