火の見やぐらとは、鉄骨などで作られた塔状の見張り台であり、まだ高層の建物などが少なかった時代に、周囲を見渡して火災を早期発見したり、上部に設けた半鐘で警鐘を鳴らし、火消要員を招集するとともに周囲に火災の発生を知らせていたものです。
また、半鐘の鳴らし方で時報や各種情報の発信に用いたりすることもありました。
現在、さいたま市では7つの火の見やぐらを所有しており、消防局で管理しています。
過去、火災の早期発見による消火活動へ大きく貢献してきた火の見やぐらですが、高層建築物の増加や、通信手段の進歩による情報の発信・受信が容易になったことなどから、その必要性が失われているとともに、老朽化による倒壊の危険度が年々高まっています。
消防局では、老朽化した火の見やぐらについて、周辺地域の御理解を得たうえで倒壊等の危険度が高いものから計画的に解体をしています。
ホーム > 暮らし・手続き > 安全・防災・消防 > 救急・消防 > 火の見やぐらについて