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更新日付:2018年2月6日 / ページ番号:C058048

区長メッセージ(2月)

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菊地選手と区長室にて 立春を迎え、寒さの中にも春の足音が聞こえてくる時季となりました。
 さて、ソニックシティの東側に、「区民ふれあいフェア」の会場にもなっている「鐘塚公園」があります。
 そして、この「鐘塚」という地名には、次のような話が伝えられています。

 昔この付近に坊舎(寺の僧が住む建物)があった。戦国時代、この辺りは幾度か戦争になったが、ある日、坊舎にあった大鐘を戦争のため供出するように命令がきた。坊の主は坊宝を出すことはできないと断ったが、再三の命令に業を煮やし、鐘に大穴を開けて土中に埋めてしまった。それが、鐘塚だという。
 戦争が終わってから、主がそこを掘ったが、どうしたことか鐘は跡形もなくなっていた。
 月日は流れて、ある時、一人の農夫が仕事をしていると、山の中から鐘の音が聞こえてきた。そこで音をたよりに山を掘ってみると、鐘はなくて、かわいい女の子が泣いていた。
 その子は「私は鐘の精です。ここに埋められた鐘は天国に昇って行ったが、私は人間としてこの地上に降ろされ、土の中に生まれたのです」といった。農夫は驚き不思議に思いながら、ともかくその子をわが家へ連れ帰り、鐘姫と名付けて大切に育てた。鐘姫は美しい姫に成長したが、ある月の美しい晩に、農夫に別れを告げて月世界へ旅立って行った。
             (「大宮市史」第5巻546ページを参考にしています。)

 今や、大宮の駅前となり、高層ビルや大型商業施設などで囲まれているこの公園に、戦国時代を舞台とした幻想的な物語がこの地に残されていることにとても感銘を覚えます。園内には鐘塚公園の名の由来を記した記念碑があり、姫が別れに詠んだ歌が刻まれています。

                  いざさらば 月の世に住む身なれども
                             忘れがたなき 鐘が宿かな

                                                    大宮区長 伊藤利一


     
 

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