ページの本文です。
更新日付:2023年11月8日 / ページ番号:C044587
子どもたちへも伝えて下さい
生の肉や内臓には、食中毒菌が付着・侵入していることがあります。
そのため、生の肉や生焼けの肉などを食べると食中毒になる可能性があります。
平成23年に発生した腸管出血性大腸菌による食中毒事件をきっかけに、生食用の牛肉(内臓を除く)は食品衛生法で規格基準が定められました。
さらに、平成24年7月から牛のレバーが、平成27年6月から豚肉(内臓を含む)が生食用としての販売・提供を禁じられています。
牛や豚の肉や内臓は、腸管出血性大腸菌以外にも、カンピロバクターやサルモネラなどの食中毒菌に汚染されていることがあります。
食中毒を防ぐには、生肉や加熱不十分な肉料理を食べないことが重要です。
肉は、中心部までしっかり加熱して食べましょう。
狩猟によって得られたシカやイノシシなどの野生鳥獣肉を、ジビエと言います。
ジビエは牛肉や豚肉に比べて高タンパク、低カロリーであり、有益な食肉として注目されています。
一方、自然界の多様な環境で、さまざまな物を食べているため、ジビエは食中毒菌や寄生虫、肝炎ウイルスを保有している可能性があります。
牛や豚の肉や内臓と同じように、中心部までしっかり加熱して食べましょう。
詳しくはこちらへ
ジビエ(野生鳥獣の肉)はよく加熱して食べましょう(厚生労働省ホームページ)
肉は中心部までしっかり焼きましょう。
生の肉をとる箸(あるいはトング)と食べる箸は別にして使い分けましょう。
こちらも参考にしてください 「生肉・加熱不十分な肉による食中毒の予防について」
保健衛生局/健康科学研究センター/生活科学課
電話番号:048-840-2260 ファックス:048-840-2267