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更新日付:2017年6月23日 / ページ番号:C011065
平成24年6月更新版
湿度・気温ともに高く、細菌の増加しやすい梅雨の時期は細菌性食中毒が、多発する傾向にあります。
実際、平成19年に当センターが開所して以来5年間の状況をみると、この時期は保健所から依頼される食中毒疑いの検便の数が増加傾向にあり、それに伴って食中毒菌(カンピロバクター属菌、黄色ブドウ球菌、サルモネラ属菌)も検出されています。
今回は梅雨の時期に多い3種類の食中毒菌の特徴と食中毒発生予防のポイントをご紹介します。
下痢、腹痛、発熱、頭痛、悪寒、嘔吐など。
まれに合併症として、ギラン・バレー症候群(神経症状)を起こす。
潜伏期間は、2日から5日間とやや長い。
鶏肉(鶏レバーやささみなどの刺身、鶏のタタキ、鶏わさなどの半生製品)、牛生レバー及び加熱不足の鶏肉など
悪心、嘔吐など。症状は通常24時間以内に改善する。
潜伏期間は、0.5時間から6時間と短い。
おにぎり、弁当類、菓子類など
下痢、腹痛、嘔吐などの急性胃腸炎及び発熱、悪寒、頭痛など。
ときには脱水症状を伴う。
潜伏期間は、12時間から48時間。
食肉(ウシ、ブタ、ニワトリ)及び鶏卵など
保健衛生局/健康科学研究センター/生活科学課
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