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更新日付:2017年6月23日 / ページ番号:C016904

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食品を食べる害虫『シバンムシ類』

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シバンムシ類は、日本に約60種類いる甲虫(こうちゅう)の仲間です。多くは野外に生息しますが、家の中に住む種類もいます。
ジンサンシバンムシは、家の中にいる有名なシバンムシ類です。幼虫が乾燥貯蔵食品を食べます。
かじる力がとても強く、食品の包装材に孔を開けて侵入することができます。
成虫は4月から10月頃に発生し、食品の隙間に卵を産みつけます。通常は幼虫の状態で越冬しますが、冬でも暖房のあるところでは、年間を通して発育します。

ジンサンシバンムシが食べたそば
ジンサンシバンムシが食べたそば(乾麺)

ジンサンシバンムシの写真

食品(そば)の中から見つかった幼虫

体長:約3.5ミリメートル

ジンサンシバンムシの幼虫1
ジンサンシバンムシの幼虫2

成虫

体長:約2.5ミリメートル

ジンサンシバンムシの成虫1
ジンサンシバンムシの成虫2

幼虫が食べる物

穀類、パン、スパゲッティー、そば、菓子類、ペットフード、香辛料、薬味などのあらゆる乾燥貯蔵食品

予防のポイント

  • 食品はしっかりしたプラスチックや金属製などの密閉容器に保管すると、侵入と産卵を防ぐことが出来ます。
    ビニール袋や紙などの食品の包装材は容易に食い破られるため、注意が必要です。
  • 保管場所にたまった食品かすなどはエサになりやすいため、定期的に清掃して清潔に保ちます。

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保健衛生局/健康科学研究センター/生活科学課 
電話番号:048-840-2260 ファックス:048-840-2267

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