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更新日付:2021年1月19日 / ページ番号:C076262

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建材を食べる害虫『ヤマトシロアリ』

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シロアリ類は社会生活を営む昆虫で、職アリ、兵アリ、女王、王などがそれぞれの役割を果たして暮らしています。
名前や生活様式からアリの仲間と思われがちですが、ゴキブリに近縁な昆虫と考えられています。
シロアリ類の大部分の種類は野外で生活しますが、一部の種類は木造建築物などを加害します。
日本で代表的な木造建築物の害虫はヤマトシロアリなどですが、木材のほか、スチロール樹脂の建材、ケーブル、電線、樹木、農作物、紙類、繊維、皮革なども食害します。
ヤマトシロアリは日本各地に生息し、1つの群れは1万から3万匹で構成されます。
ヤマトシロアリは、水を運ぶ能力がないため、多湿な場所を好み、浴室、台所、洗面所などの水回りの床下や植木棚などに被害が多くみられます。光や空気の流れを嫌い、明るいところでは行動せず、蟻道(ぎどう)というシロアリの排泄物や土砂、食害片などを練り合わせたもので作ったトンネルの内部や木材の内部を移動して生活します。
4月から5月の昼頃、羽アリがいっせいに外に飛び出す群飛が見られ、被害に気付くことがあります。

ヤマトシロアリの特徴

羽アリ(巣の外に飛び立ち、羽を落として新しい王と女王になる)
・体長は4.5から7.5ミリメートル。頭部は黒褐色。翅は暗褐色。
職アリ(エサを採り、幼虫などの世話や巣や蟻道づくりなどあらゆる仕事をする)
・体長は3.5から5.0ミリメートル。最も数が多い。
兵アリ(大きなあごで外敵と戦う)
・体長は3.5から6.0ミリメートル。頭部は細長く褐色。大きな顎をもつ。
女王アリ(卵を産む)
・体長は11から15ミリメートル。体は黄白色。

羽アリ背面
羽アリ
羽アリ側面
羽アリ(翅は4枚とも同じ大きさ)
職アリ
職アリ
(触角は数珠状で胸と腹の間にくびれはない)
職アリと兵アリ
職アリ(左)と
大きなあごをもつ兵アリ(右)


【アリとシロアリの違い】
1.アリは胸と腹の間がくびれていますが、シロアリはくびれていません。
2.アリの触角はくの字型ですが、シロアリの触角は数珠状です。
3.アリは前翅が後翅より大きいですが、シロアリは前翅と後翅の大きさが同じです。
(アリもシロアリも前翅2枚と後翅2枚の合計4枚翅があります。)
4.アリは完全変態(卵、幼虫、サナギ、成虫)ですが、シロアリは不完全変態(卵、幼虫、成虫)でサナギの時期がありません。

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