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更新日付:2022年10月21日 / ページ番号:C090776
健康科学研究センター(以下「センター」と表記します)環境科学課では、毎月センター屋上からの写真や観察時のデータをまとめた観察記録を掲載しています(観察記録は こちら をご参照ください)。
その中で、毎月の大気観察記録とは別に観察された写真を『ブレイクショット』として、不定期でご紹介しています。
ここでは、令和3年度にご紹介したブレイクショットをまとめてご覧いただけます。
令和3年4月21日 「春の草花」
センター敷地内において、春の草花の姿をみつけることができました。
令和3年4月22日 「富士山」
山頂に雪をたずさえた、真冬とは異なる春の富士山の姿を観察することができました。
令和3年5月13日、21日 「草花」
この時期は身近な植物が多く花を咲かせており、
センター敷地内だけでもこれだけの草花を観察することができました。
令和3年6月15日 「ネジバナ」
梅雨といえば、ネジバナの季節です(撮影前日6月14日気象庁より梅雨入り発表)。
ネジバナは小型のラン科の植物で、
日当たりの良い草地や芝地で見つけることができます。
花の穂はらせん状につきますが、そのつき方は1本1本異なります。
また、巻く向きも右巻きと左巻きがあります。
隣同士で逆向きに巻いているネジバナも見つけることができました。
カトレアのような可憐な形と華やかなピンクと白の色づかいで、
梅雨の草地を彩っていました。
令和3年6月29日 「クチナシとカマキリ(1)」
花期を迎えた敷地内のクチナシが、かぐわしい香りを放って咲いていました。
そして、雨上がりのクチナシの木に、
指の第一関節にも満たない小さいカマキリがいるのを発見しました。
また、変色したクチナシの花をよく見ると、
「あ!見つかっちゃった?」
と言わんばかりに振り返る、花の色によく似たカマキリがいました。
そして、少し大きめの緑色カマキリが、威嚇するかのようにおしりを高く上げている姿も発見しました。
令和3年7月6日 「クチナシとカマキリ(2)」
大きさは同じくらいで色が異なるカマキリを観察することができました。
カマキリは体を周りの環境と似た色にして身を隠しながら、
花に集まる虫たち、つまり獲物を待ち伏せしているそうです。
令和3年7月13日 「クチナシとカマキリ(3)」
クチナシの花は茶色に変色したものが多くなっていました。
その茶色の花には、体の色は変色した花にそっくり、
体の大きさは以前観察したものよりも大きいカマキリを見つけることができました。
また、赤茶色の花の近くには、体の色が緑色と赤茶色のカマキリが葉の裏に潜んでいました。
どのカマキリも、以前より体が大きくなったように見えました。
カマキリは脱皮を繰り返して大きくなるそうで、まさにその脱皮のあとと思われるものも発見しました。
また、葉の裏には、クサカゲロウの仲間とみられる、
赤い目と透き通った大きなはねが特徴的な虫がいるのを発見しました。
観察を続けていると突然大粒の雨が降り出したました。
雨がやみ、もう一度同じ場所に観察に向かうと、
先ほどのクサカゲロウの姿は確認できなくなっていました。
どうやらカマキリに捕らえられてしまったようでした。
また、カマキリが自分の足を口に運んでいる様子も観察することができました。
これは足の掃除をしているところで、
カマキリだけでなく、他の昆虫でも見られる行為だそうです。
令和3年8月10日 「富士山」
夏は見通しの悪さから富士山を観察できる日が多くありませんが、
この日の朝は久しぶりに富士山の姿を観察することができました。
山頂には笠をかぶせたような雲「笠雲」がかかっていました。
笠雲は湿った強い風が山を越えるときにできる雲です。
その日の夕方16時頃、笠雲のとれた富士山の姿が観察できました。
令和3年8月20日 「富士山」
17時頃、輪郭沿いに雲を従えた富士山を観察することができました。
令和3年9月21日 「月」
「中秋の名月」の夜空に、
はっきりとした満月を観察することができました。
令和3年9月22日 「イソヒヨドリ」
屋外から聞きなれない、きれいな鳥の鳴き声が聞こえてきたため探してみると、
イソヒヨドリのメスとみられる鳥を観察することができました。
令和3年10月20日 「富士山」
9月26日甲府地方気象台からの富士山初冠雪の発表から約1か月後のこの日、
センター屋上からもすっきりとした青空を背景に、
白く雪化粧した富士山を観察することができました。
令和3年11月19日 「部分月食」
部分月食の観察を行いました。
観察結果の詳細は、以下をご覧ください。
部分月食の観察(2021年11月19日)
令和3年11月27日 「富士山」
雲一つない青空のもと、
山頂側を雪化粧した雄大な富士山の姿を観察することができました。
令和3年12月28日 「富士山と霜柱」
冬らしいキーンと冷たい空気の中、
すっきりと晴れわたる青空を背景に、
雪化粧をした富士山の姿を観察することができました。
足元には長さが5cmにもなる霜柱も観察することができました。
令和4年1月7日 「積雪」
関東南部で降雪のあった日の翌朝、
センター屋上は雪に覆われており、
さいたま新都心方面はすっきりとした青空の下、
通常とは違う雪の装いを見せてくれました。
また、前日は全く姿が確認できなかった富士山が、
真っ白に雪化粧した冬らしい姿で観察されました。
令和4年2月25日 「桜の木と富士山等」
センター敷地内のサクラの木に、
春の準備を始めたサクラの花のつぼみを観察することができました。
一方、富士山はたくさんの雪をたずさえて、真冬らしい姿を見せてくれました。
また上空には、夜中に東からのぼり沈む前に夜明けを迎えた月が、
青空の中に白く浮かぶ姿が観察されました。
令和4年3月31日 「桜」
新たに迎える門出を応援するかのように、
センター敷地内の桜は満開に咲き誇った姿を見せてくれました。
保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 大気係
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