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更新日付:2020年8月5日 / ページ番号:C074170

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身の回りの小さな不思議たんけん隊

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いつもはあまり気にしていませんが、植物や虫、小さいものなど、私たちの回りはたくさんの「小さな不思議」であふれています。

お家にいる時間が長くてつまらないと思ったら、そんな小さな世界を楽しくたんけんしてみませんか?

このページでは、小さな世界をのぞく道具「マクロレンズ」や「けんび鏡」を使って、小さなものを大きくうつして観察し、スマートフォンのカメラで記録する方法をしょうかいします。

使った道具

・スマートフォン

・マクロレンズ(クリップ式でスマートフォンのカメラを、はさんで使える100円くらいのもの。)

・けんび鏡(60倍くらい大きく見ることができて、スマートフォンが取り付けられる2,000円くらいのもの。)

・台紙(色の黒いものは白い紙、白いものは黒い紙の上に置くと観察しやすいです。)

・じょうぎ(大きさをはかったり、セロファンテープをはりつけるのに使います。)

・ようじ(小さな虫の位置や、向きを変えるのに使います。)

・セロファンテープ(花ふんをくっつけたり、虫の位置を固定するのに使います。)

使うものアダプタつき
左から、マクロレンズ、けんび鏡、じょうぎ、ようじ、セロファンテープ

カラーの印刷物を見てみよう

教科書

まず、教科書の表紙を観察します。

マクロレンズをスマートフォンに取り付けて、見たいところに近づけます。

ピントが合うところをさがしましょう。

スマートフォンのカメラのズームも使って、見たいもの大きくうつして写真をとります。

マクロレンズ2
マクロレンズで、
教科書クリップ風景
赤ちゃんの手のあたりを見てみると、
教科書クリップ
点状のインクがたくさん見えてきました。

次に、けんび鏡を教科書の上に置いて、ピントを合わせます。

上下左右が、さかさまに見えるので注意しましょう。

スマートフォンを取り付けて、写真をとります。

簡易顕微鏡2
けんび鏡で、
教科書顕微鏡風景
緑色と青色のさかいを見てみると、
教科書顕微鏡
黄色や黒色のインクの点もあることがわかりました。

お家の中で虫を見つけて観察してみよう

目安として「ごま」を真ん中に置いて、お家で出会うチャンスのある虫の大きさを比べてみました。

「ごま」より大きな虫を見たいときはマクロレンズを使い、「ごま」より小さな虫や、体の一部を見たいときは、けんび鏡を使うと観察しやすいです。

虫の大きさ比較定規指
左から、ノミ、シバンムシ、ごま、カ、クモ
虫クリップ風景
マクロレンズとカメラのズームを使います。
虫顕微鏡風景
ようじで虫を見やすい向きに動かして、けんび鏡で細かいところを見ています。

クモ

お家の中をぴょんぴょんジャンプしていたクモです。

クモクリップ
クモには目がいくつあるでしょうか?
クモ顕微鏡
足には毛がたくさん生えています。

お家の中に入ってきて、血をすおうとしていたカです。

蚊クリップ
長い足、ストローのような口を持っています。
蚊顕微鏡
カの目は、小さな目が多く集まってできています。

シバンムシ

食べ物をさがして台所を歩いていたシバンムシです。

シバンムシクリップ
ごまそっくりですが、足があります。
シバンムシ顕微鏡背中
ゴツゴツして強そうなせなかです。
シバンムシ顕微鏡2
ヘルメットをかぶったような頭です。

ノミ

ネコが体をかゆがっていたので動物病院に連れて行くと、ノミがいました。

ノミクリップ
長い後ろ足で、高くジャンプします。
ノミ顕微鏡
口元にヒゲが生えています。

植物の花ふんを見てみよう

お家の周りにさいている花の写真をとって、花の名前を調べました。

花のめしべに、セロファンテープをやさしくはりつけて花ふんを取ってきました。

花粉採取風景
セロファンテープを指にまいてペタペタ取りました。
花粉シャーレ
いくつかの花から集めました。
花粉顕微鏡風景
とても細かいので、けんび鏡で観察します。

ユリ

ユリ風景
ユリ
ユリ花粉顕微鏡
黄色くて大きな、細長い形の花ふんでした。

ツツジ

サツキ風景
ツツジ
ツツジ花粉顕微鏡
白くて小さな花ふんでした。

他にもいろいろ観察してみよう

魚のウロコ

スズキを調理するときに取りのぞいたウロコを、あらって、かわかしたものです。

スズキのうろこクリップ
すりガラスのようです。
スズキのうころ顕微鏡
細かい線のもようが見えてきました。

グンバイムシ

ツツジについていたグンバイムシという虫です。

ツツジグンバイクリップ
形が、すもうの軍配にそっくりです。
ツツジグンバイ顕微鏡
レースもようの、きれいなはねを持っています。

自分で「小さな不思議」を見つけてみよう

このように、身の回りにある小さなものを、大きくうつして観察すると、いつもとちがった世界が見えてきます。

外に出なくても、家の中でたくさんの虫を見つけることができます。(血をすったり、食べ物を食いあらすこまり者もいますが)

みなさんも、「マクロレンズ」や「けんび鏡」を使って、身近な不思議を楽しくさぐって自分だけの観察記録を作ってみましょう。

保護者の方へ

このページに出てくる「スマホ用マクロレンズ」や「簡易顕微鏡」は、今回使用したものの他にも様々な種類の製品が市販されています。製品によって使い方は異なりますので添付されている説明書に従ってください。スマートフォンがない場合は、見えたものをスケッチして記録しましょう。

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この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/生活科学課 
電話番号:048-840-2260 ファックス:048-840-2267

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