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更新日付:2014年1月22日 / ページ番号:C032876

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さいたま河川調査ノート 綾瀬川(あやせかわ)流域

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さいたま河川調査ノート 綾瀬川流域

 健康科学研究センター環境科学課では、毎月市内の河川の水質調査を行っています。

 河川調査は、毎月同一の場所での調査を行うため、季節の変化を敏感に感じとることができます。

 第2回目の今回は、綾瀬川流域で観察された紅葉について書いてみました。

綾瀬川流域調査地点

 まずは、綾瀬川流域の調査地点を紹介したいと思います。下の図1に示すうち、赤枠で囲った地点のうち、高野橋、戸井橋、畷橋(なわてはし)が、市内の綾瀬川の調査地点です。

さいたま市内の河川調査地点図
図1 さいたま市河川調査地点図
 今回は、この調査地点のうち、高野橋と戸井橋での観察を行いました。

高野橋、戸井橋の紅葉の様子

 下の図が、高野橋、戸井橋の紅葉の様子です。図2と図4は11月24日に撮影した高野橋、戸井橋からの様子で、まだ紅葉の始まりといった感じで色づきもまばらな感じです。図3は12月4日に撮影した高野橋からの様子です。図2とは、天候等の条件が異なるため分かりにくくなってしまっていますが、図2に比べて緑色の葉が少なくなり紅葉が一層進んだ様子が見られます。図5は12月18日に撮影した戸井橋の様子で、およそ1か月間でほとんどの葉が散ってしまっています。

高野橋からの紅葉開始時期の様子
図2 高野橋からの紅葉(11月24日撮影)
高野橋からの紅葉中の様子
図3 高野橋からの紅葉(12月4日撮影)
戸井橋からの紅葉開始時期の様子
図4 戸井橋からの紅葉(11月24日撮影)
戸井橋からの紅葉中の様子
図5 戸井橋からの紅葉後(12月18日撮影)

 紅葉の様子と気温との関係

 ここで、紅葉の進行と気温の関係について見てみたいと思います。
 さいたま市内の平均気温、最高気温、最低気温を図に示しました。

さいたま市の気温の推移のグラフです
図6 さいたま市の気温の推移 

 市内の気温は、11月12日を境に最高気温が20度を、最低気温が5度を下回る日が増え、だんだんと冬の訪れを感じるようになってきました。
 グラフを見ると、この11月12日頃から、それ以前より最低気温と最高気温の差が大きくなっているのがわかります。紅葉が進んでいく条件の一つに、一日の間の最高気温と最低気温の差が大きくなるというものがあります。図2や図3の写真で前述したように、11月24日の時点で紅葉はすでに始まり、葉が色づいてきています。これは、12日からの気温の変化により紅葉が始まったものと考えられます。
 また、図5が撮影された、12月18日頃は最高気温が10度前後、また平均気温も5度程度となり、完全に冬に入っています、このため、紅葉していた葉もすべて散ってしまい植物の様子も冬を迎えた形となっていると考えられます。

まとめ

 今回は、綾瀬川流域の紅葉する樹木に注目し、紅葉が進行する時の気温の変化について観察しました。最高気温と最低気温の気温差が大きくなるころに、紅葉の様子も確認されましたが、紅葉の散り始めの気温については明確な結果は観察できませんでした。紅葉には、今回観察した気温との関係以外にも、日照時間や湿度もその色づき具合に関係しているといわれています。
 今年は観察して1年目でしたが、来年度以降も気温と紅葉についての調査や日照時間等の調査を行い、植物が周りの環境の変化を敏感に感じ取って生活している様子がさらに明確に観察できればと思います。

この記事についてのお問い合わせ

保健福祉局/健康科学研究センター/環境科学課 水質係
電話番号:048-840-2266 ファックス:048-840-2267

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