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更新日付:2024年4月12日 / ページ番号:C035771
健康科学研究センター(以下「センター」と表記します)環境科学課では、毎月センター屋上で有害大気汚染物質等モニタリング調査を行っています。センター屋上からは遠くの景色を見渡すことができ、天候や大気の状態によって約100キロメートル離れた富士山を望むことができることもあれば、近くのさいたま新都心ビル群すらかすんで見えることもあります。ここではモニタリング調査に合わせて屋上からの写真や観察時のデータを観察記録として掲載します。
掲載内容の詳細説明はこちらをご参照ください。
撮影日時 | 令和6年3月4日 14時頃 | |||
撮影時天気 | 晴れ | |||
測定値(速報) | SPM | 15 μg/m3 | Ox | 51 ppb |
風向 | NW | 風速 | 2.6 m/s | |
観察結果 | 上空には青空が広がっており、地上に近づくにつれて北側では白い雲が浮かび、南側では雲とともにかすみが広がって見通しづらい様子が確認されました。さいたま新都心ビル群は、青い空と白い雲を背景にはっきりと観察されました。東京スカイツリーはかなりかすみながらも全体を確認することができました。富士山は姿をとらえることができませんでした。 |
3月4日から5日にかけて、センター屋上で大気中の粉じんを24時間採取したろ紙です。
採取後のろ紙はやや薄い灰色でした。調査期間中に降雨はなく、ある程度の粉じんが集められたと考えられます。
ここでは、毎月の大気観察記録とは別に観察された写真をご紹介します(不定期掲載)。
今回は、3月27日に観察された富士山とサクラの写真です。
今年は2月中旬に記録的な暖かさになりましたが、
その後は気温の低い日が続き、サクラの開花にも遅れが見られていました。
数日天候不良が続き、久しぶりに快晴となった3月27日の朝。
雲一つない青空のもと、白く雪化粧した富士山を観察することができました。
そして開花の発表が遅れているサクラについて、
センター敷地内のサクラの木を観察したところ、
大きく膨らんで色づくつぼみが観察されました。
そしてさらに観察を進めると、
青空のもとかわいらしく咲くサクラの花を見つけることができました。
1人で撮影しながらも、
待ちに待ったサクラの花に思わず笑みがこぼれました。
まだまだかたいツボミもたくさんあり、
これから迎える満開の季節が楽しみな気持ちになりました。
平成25年度から令和4年度の大気観察記録については
こちら 〔資料館 > 専門科学情報 〕
をご覧ください。
令和5年度の過去の大気観察記録については、以下の関連ダウンロードファイルをご参照ください。
保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 大気係
電話番号:048-840-2265 ファックス:048-840-2267