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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C032069

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セミの初鳴き情報募集の結果(平成25年)について

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セミの初鳴き情報募集の結果(平成25年)について

「セミの初鳴き情報」の募集に対し、沢山の情報をお寄せ頂きありがとうございました。

今回は、さいたま市外からも多くの情報を頂きまして、最終的にさいたま市外の情報が117件、さいたま市内の情報が85件、計202件の情報を頂きました。こちらでは、さいたま市内の情報を集計した結果をお知らせ致します。

セミの種類ごとの最も早い初鳴きの報告日及び報告合計数

寄せられた情報において、セミの種類は、ヒグラシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの6種類でした。セミの種類ごとの最も早い初鳴きの報告日及び報告合計数は下の表のようになります。

表1 セミの種類ごとの最も早い初鳴きの報告日及び報告合計数
種類 最も早い初鳴き報告日 報告合計数
ニイニイゼミ 6月28日 24
アブラゼミ 6月23日 28
ツクツクボウシ 8月3日 5
ヒグラシ 6月30日 10
ミンミンゼミ 7月5日 14
クマゼミ 7月27日 3
不明・不確実 1

セミの初鳴きを聞いた日と種類

次に、初鳴きを聞いた日とセミの種類について、図1にまとめました。

セミの初鳴き日と種類の関係
図1 セミの初鳴き日と種類の関係

アブラゼミやニイニイゼミが6月末から鳴き始め、続いてヒグラシやミンミンゼミが鳴き始めました。7月末になると、クマゼミやツクツクボウシの情報が寄せられました。今年は、例年より梅雨明けが早かった影響か、昨年より早い6月下旬から7月上旬に情報が多く寄せられました。

セミの鳴き始めの時期と平均気温

次に、セミの鳴き始めの時期は平均気温と関係があるとも言われているため、さいたま市の平均気温とセミの初鳴き報告数について、図2にまとめました。

さいたま市の平均気温と報告数の関係(セミ)
図2 さいたま市の平均気温とセミの初鳴き報告数の関係

梅雨明け前の平均気温23度前後の日に、多くの報告を頂きました。平均気温が30度を超えた梅雨明け直後は、若干報告数が減少しているようです。もう少しデータ数があると何か傾向が見えるかもしれません。

降水量とセミの初鳴きの報告数

次に、さいたま市の降水量とセミの初鳴き報告数について、図3にまとめました。

さいたま市の降水量と報告数の関係(セミ)
図3 さいたま市の降水量とセミの初鳴き報告数の関係

セミは雌を呼ぶために雄が鳴いていると言われています。雨の日は翅(はね)が濡れてしまい、雄は鳴いても雌が来ないため、鳴かないようです。今回の報告でも、降水量が多い日は報告数が少なくなっています。

セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯

セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯について、図4にまとめました。

セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯
図4 セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯

セミは、種類によって鳴く時間帯が大体決まっていると言われています。クマゼミは午前中、ツクツクボウシやアブラゼミは朝方と午後、ミンミンゼミは午前中、ニイニイゼミは早朝から夕暮れ、ヒグラシは朝か夕方に鳴くと言われています。今回の報告においても、同じような傾向が表れたようです。

区ごとのセミの初鳴きの報告数

次に、区ごとの報告数を図5にまとめました。
また、各区の緑被地面積と報告があった地点を図6にまとめました。

区ごとの報告数(セミ)
図5 区ごとのセミ初鳴き報告数
緑被地面積と報告があった地点との関係(セミ)
図6 緑被面積と報告地点との関係

※被緑地とは、樹林地、草地(農耕地を含む)裸地(学校のグラウンド等、緑に覆われてなくても自然的環境の状態の土地)のこと
(参考:さいたま市緑の基本計画改訂版)

今回いただいた情報では、公園や神社など木々が多い場所での報告が多くありました。セミは、木の樹液を吸って生きていると言われており、そのような場所に多く生息していると思われます。

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 水質係
電話番号:048-840-2266 ファックス:048-840-2267

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