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更新日付:2016年7月27日 / ページ番号:C049125
「ウグイスの初鳴き情報」の募集に対し、情報をお寄せ頂きありがとうございました。
4月末日現在で、25件の情報を頂きました。
集計した結果をお知らせ致します。
まず、区ごとに初鳴き情報の報告日及び報告合計数を下の表にまとめました。
表1 ウグイスの初鳴き報告日及び報告合計数
寄せられた情報において、2月15日に見沼区で報告されたのが一番早いものでした。
昨年度の初鳴きは桜区で報告された2月28日のもので、昨年より13日早い結果となりました。
どの区でいつ鳴いたかを、図1にまとめました。3月17日に一番多く情報が寄せられました。
図1 ウグイスの初鳴き日(区別)
次に、ウグイスの初鳴き日とさいたま市の平均気温を図2にまとめました。
図2 ウグイスの初鳴き日とさいたま市の平均気温の関係
平均気温が10度を上回る頃に、報告数が増えていました。
また、日照時間が一定以上になるとホルモンの分泌が活発になり,繁殖期を迎えることが知られています。
そのことを利用して、正月にウグイスをさえずらせるために夜間に照明を点けて飼育する「ウグイスの夜飼い」が江戸時代から行われているそうです。
さいたま市における2015年5月から2016年4月までの各月の最大日照時間について図3にまとめました。
図3 さいたま市における最大日照時間
日照時間は、2015年12月が一番短く2016年1月から徐々に長くなってきており、最大日照時間が10時間を超えた2月の中旬からウグイスの初鳴きの情報が寄せられていました。
春の訪れは、暖かさや花のにおい、彩りなどで感じることができますが、耳でも春を感じることができるとうれしいですね。
保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 水質係
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