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更新日付:2015年12月18日 / ページ番号:C045222

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セミの初鳴き情報及び赤とんぼ初目撃情報募集の結果(平成27年)について

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「セミの初鳴き情報」及び「赤トンボ初目撃情報」の募集に対し、沢山の情報をお寄せ頂きありがとうございました。「セミの初鳴き情報」では、小学生の皆さんから多くの情報をいただきました。

こちらでは、寄せられたそれぞれの情報を集計した結果をお知らせ致します。

1. セミの初鳴き情報

今回寄せられたセミの初鳴き情報は46件でした。

寄せられた情報において、セミの種類は、ヒグラシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの6種類でした。

セミの種類ごとの最も早い初鳴きの報告日及び報告合計数は下の表のようになります。

表1 セミの種類ごとの最も早い初鳴きの報告日及び報告合計数

種類 最も早い初鳴き報告日 報告合計数
ニイニイゼミ 6月27日 17
アブラゼミ 5月21日 12
ヒグラシ 6月25日 3
ミンミンゼミ  6月18日 6
ツクツクボウシ 8月12日 2
クマゼミ 8月 6日 2
不明・不確実 4

次に、初鳴きを聞いた日とセミの種類について、図1にまとめました。

セミの初鳴き日と種類の関係

図1 セミの初鳴き日と種類の関係

6月中旬から、アブラゼミやミンミンゼミが鳴き始めました。8月に入ると、クマゼミやツクツクボウシの情報が寄せられました。昨年同様、梅雨明けの1、2週間前から情報が多く寄せられました。

次に、セミの鳴き始めの時期は平均気温と関係があるとも言われているため、さいたま市の平均気温と報告数について、図2にまとめました。

 さいたま市の平均気温と報告数の関係(セミ)

図2 さいたま市の平均気温と報告数の関係(セミ)

梅雨明けの1週間くらい前に平均気温が25度を超え、その時期に多くの報告を頂きました。

次に、さいたま市の降水量と報告数について、図3にまとめました。

 さいたま市の降水量と報告数の関係(セミ)

図3 さいたま市の降水量と報告数の関係(セミ)

セミは雌を呼ぶために雄が鳴いていると言われています。雨の日は翅(はね)が濡れてしまい、雄は鳴いても雌が来ないため、鳴かないようです。今回の報告でも、降水量が多い日は報告数が少なくなっています。

セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯について、図4にまとめました。

セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯 

図4 セミの種類と鳴き声を聞いた時間帯

セミは、種類によって鳴く時間帯が大体決まっていると言われています。クマゼミは午前中、ツクツクボウシやアブラゼミは朝方と午後、ミンミンゼミは午前中、ニイニイゼミは早朝から夕暮れ、ヒグラシは朝か夕方に鳴くと言われています。今回、報告数が多かったアブラゼミやニイニイゼミについては、同じような傾向が表れたようです。

次に、区ごとの報告数をまとめました。

区ごとの報告数(セミ)

図5 区ごとの報告数(セミ)

また、各区の緑被地面積と報告があった地点を図6にまとめました。

緑被地面積と報告があった地点との関係(セミ) 

図6 緑被地面積と報告があった地点との関係(セミ)

(参考:さいたま市緑の基本計画改訂版)

<緑被地とは>

樹林地、草地(農耕地を含む)、裸地(学校のグラウンド等、緑で覆われていなくても自然的環境の状態にある土地のこと。

 

今回いただいた情報では、公園など木々が多い場所での報告が多くありました。セミは、木の樹液を吸って生きていると言われており、そのような場所に多く生息していると思われます。

 

2. 赤とんぼ初目撃情報

今回寄せられた赤トンボ初目撃情報は31件でした。そのうち、10匹以上の大群で目撃したのは5件で、寄せられた情報の殆どが1~3匹での目撃でした。

今回は、8月の中旬に報告が多くありました。その期間について平均気温との関係を見てみると、図7のようになります。8月の終わりごろに平均気温が20度前後になった日があり、それから報告数が増えていました。

 報告数と平均気温(赤トンボ)

図7 報告数と平均気温(赤とんぼ)

区ごとの報告数は、図8の通りになります。

区ごとの報告数(赤トンボ)

図8 区ごとの報告数(赤とんぼ)

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 水質係
電話番号:048-840-2266 ファックス:048-840-2267

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