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更新日付:2024年3月14日 / ページ番号:C032606

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大気汚染物質

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大気汚染物質について

大気汚染物質とは、大気中に存在する物質のうち、人や生活環境等に悪い影響を与えるものです。大気汚染物質には多くの種類がありますが、ここでは、二酸化窒素、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5)について取り上げます。

二酸化窒素
種々の物質の燃焼に伴って発生する物質で、光化学スモッグや酸性雨の原因物質の一つです。主な発生源は自動車や工場・事業場で、化石燃料等の燃焼過程で生じた一酸化窒素が大気中で反応することで生成します。呼吸器系に影響を及ぼします。

二酸化硫黄
硫黄酸化物の一種で、硫黄を含む化石燃料(石炭、重油、軽油など)の燃焼により発生します。無色の気体で、卵の腐ったようなにおいが特徴です。主な発生源は自然由来では火山活動、人為起源では自動車や工場・事業場などがあります。呼吸系を刺激するなど人間の健康に影響を及ぼすだけでなく、酸性雨の原因にもなります。

浮遊粒子状物質
大気中には、ばいじんのような固体の粒子の他に、二酸化窒素や二酸化硫黄が大気中で化学反応を起こして発生する粒子が存在します。これらの粒子の中で、特に粒径が10マイクロメートル以下の粒子を浮遊粒子状物質といいます。自動車や工場・事業場で燃料が燃焼される際に発生します。 細かな粒子のため、大気中に長時間滞留し、気管に入ると呼吸器系に悪影響を及ぼします。

微小粒子状物質(PM2.5)
浮遊粒子状物質よりも更に小さく、粒径(空気力学径)が2.5マイクロメートル以下の粒子です。髪の毛の太さの1/30程度の大きさとされ、非常に小さいため肺の奥まで入りやすく、呼吸器系や循環器系への影響が懸念されています。

地図概要

大気汚染物質は市内各所に設置された大気汚染常時監視測定局で測定されています。
2002年度から2022年度の大気汚染物質の濃度の変化を測定地点と共に地図に表しました。

平成14年度(2002年度) 14地点(一般環境大気測定局10局、自動車排出ガス測定局4局) 
平成24年度(2012年度) 17地点(一般環境大気測定局11局、自動車排出ガス測定局6局)
令和4年度(2022年度)  14地点(一般環境大気測定局9局、自動車排出ガス測定局5局)

大気汚染常時監視map
大気汚染map

環境基準との比較

大気汚染物質には環境基準が定められています。
さいたま市内の二酸化窒素、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、微小粒子状物質(PM2.5) の令和4年度の測定結果では、
全ての測定局で環境基準を達成しています。

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 大気係
電話番号:048-840-2265 ファックス:048-840-2267

お問い合わせフォーム

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