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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C017795
日本気象協会によると、さいたま市の平成24年の桜の開花は4月2日でした。これは平年より1週間程度遅い記録となりました。ソメイヨシノは、バラ科サクラ属で、オオシマザクラとエドヒガンの雑種といわれる落葉高木です。江戸時代末期に江戸駒込の染井村の植木商から広まったと言われています。
みなさんに馴染み深い桜を顕微鏡で観察し、ミクロの世界をのぞいてみました。
ソメイヨシノの花弁(花びら)は5枚です。花弁を拡大して見ると、小さなうろこ模様が見えてきました。
次におしべを見てみます。ソメイヨシノのおしべは30から35本位あります。おしべの先端には花粉がたくさん付いていました。花粉を拡大してみるとコーヒー豆のような形をしており、中心に筋が1本通っています。
最後にめしべを見てみます。めしべは1本で、先端が広がった形をしています。拡大してみると、めしべの先端に花粉が付着していました。ソメイヨシノは黒紫色の球形の果実を熟しますが、結実することはめったにありません。
保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 大気係
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