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更新日付:2016年5月12日 / ページ番号:C047877

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パラインフルエンザウイルスの写真

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パラインフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真

パラインフルエンザウイルスは、おもに幼児に鼻風邪や咽頭炎などの上気道感染を起こすウイルスです。この写真は、パラミクソウイルス科レスピロウイルス属のヒトパラインフルエンザウイルス3型を細胞で分離培養したものを、倍率40,000倍で観察しています。

パラインフルエンザウイルスの写真

ヒトパラインフルエンザウイルスが属するパラミクソウイルス科は、エンベロープという膜の中に、遺伝情報であるRNAと核タンパク質がコイル状に絡まったヌクレオカプシドが包まれて、ウイルス粒子を形成しています。次の写真では、ウイルス粒子が壊れてヌクレオカプシドがエンベロープから飛び出してしまっています。この写真も、倍率40,000倍で観察しています。

ヌクレオカプシドが飛び出したパラインフルエンザウイルス

参考までに、上の写真のエンベロープとヌクレオカプシドを、色分けして次に図示しました。

エンベロープとヌクレオカプシド

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