ページの先頭です。 メインコンテンツへ移動

ページの本文です。

更新日付:2020年9月3日 / ページ番号:C074200

メインコンテンツです。

細胞で増えるウイルス(インフルエンザ)

このページを印刷する

私たちに感染して病気を起こすウイルス。実はウイルスは、生き物の細胞に感染しないと増えることが出来ません。

例えば、毎年流行するヒトのインフルエンザウイルスは、主にヒトの鼻やのどの細胞に感染して増えることで、インフルエンザという病気を起こします。また感染性胃腸炎の原因ウイルスの一つ、ノロウイルスの場合はヒトの小腸に感染して増えます。

ある検体の中に感染するウイルスがあるかどうかを調べたい時には、ヒトの代わりに、培養細胞に感染させて増えるかどうか調べます。

検査室で使う培養細胞

ここでは、MDCKという培養細胞の写真を載せます。真っ白ですが、よく見ると敷石のようなものが一面に敷き詰められているように見えます。これが、何もしていないMDCK細胞です。

MDCK細胞

インフルエンザウイルスを感染させた培養細胞

この下に、インフルエンザウイルスを感染させたMDCK細胞の写真を載せます。丸い粒が散らばっています。これが、インフルエンザウイルスが感染したMDCK細胞の特徴です。

インフルエンザウイルスを接種したMDCK細胞

このように細胞に感染させて増やしたウイルス液をサンプルとして、私たちは薬剤耐性などのさらに詳しい検査に進みます。

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/保健科学課 
電話番号:048-840-2250 ファックス:048-840-2267

お問い合わせフォーム

ページの先頭に戻る