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令和4年度

うらわ美術館開館22周年
芸術家たちの住むところ

Urawa Art Museum 22nd Anniversary:Home of our Artists

「芸術家たちの住むところ」展覧会ポスター

前期:4月23日(土曜日)~6月19日(日曜日)
後期:6月28日(火曜日)~8月28日(日曜日)

ギャラリーABC

2020年春に開催を予定していたうらわ美術館開館20周年記念展「芸術家たちの住むところ」は、新型コロナウイルス感染症対策に伴い開催中止となりました。2年間の延期を経てこのたび、同展を開催いたします。

いつの頃からか「鎌倉文士に浦和絵描き」という言葉が聞かれるようになりました。1923年の関東大震災後、東京から芸術家がさいたま市の浦和地域に移り住んだことが一つの背景として挙げられますが、他にもこの土地が絵描きの町となった要因は様々にありました。なぜ、彼らはこの土地を選び、居住の地としたのでしょうか。そしてここで何を感じ、どのような作品を生み出したのでしょうか。本展では芸術家同士の繋がりや様々なエピソード、時代状況等をたどりながら、この土地に集った芸術家たちの作品やその背景をひも解きます。芸術文化をつないできた芸術家たちの足跡、そして彼らが活躍の場を広げていった様子を、100点を超える作品、資料とともに展覧します。

出品作家
跡見泰、瑛九、奥瀬英三、小沢剛、加藤勝重、金子徳衛、鹿子木孟郎、倉田白羊、小林真二、小松崎邦雄、斎藤三郎、櫻井英嘉、里見明正、重村三雄、杉全直、須田剋太、相馬其一、高田誠、武内鶴之助、田中保、津久井利彰、寺内萬治郎、富本憲吉、内藤四郎、永田二郎、野島康三、林倭衛、林武史、福田尚代、福原霞外、 増田三男、安井曽太郎、四方田草炎、渡邉武夫 (50音順、敬称略)

雰囲気のかたち
―見えないもの、形のないもの、そしてここにあるもの

Shape of Atmosphere; invisible, formless,and we share 

「雰囲気のかたち」展覧会ポスター

前期:11月15日(火曜日)~12月11日(日曜日)
後期:12月13日(火曜日)~2023年1月15日(日曜日)

ギャラリーABC

気配や雰囲気、大気など、目に見えず実体がないもの、常に形が変わり不定形なもの、それらを作品として表現する時、それらはどのように描かれるでしょうか。あるいはどのように形づくられるでしょうか。

本展では、微細な粒子やその領域を示すことで、あるいは素材を精選し表現をとぎ澄ますことで、見えにくいものを可視化したり存在を明らかにしたりした作品に注目します。絵画、彫刻、ドローイング、映像、写真など、近現代の様々な作品を通して、不確かな存在や形のないものを含め、見えにくいものを正面からとらえた作品を展示します。そこから、見ること、感じること、あるいは実体とは何かを探ります。

出品作家(予定)
瑛九、河口龍夫、武内鶴之助、福田尚代、横山大観、若林奮 他(50音順、敬称略)

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