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更新日付:2016年11月9日 / ページ番号:C048826
インフルエンザウイルスは、急性呼吸器感染症の一つであるインフルエンザを起こすウイルスです。インフルエンザは毎年冬季を中心に流行し、発症すると、鼻水、咳、発熱などのカゼ様症状に加え、38度を越えるような高い熱、頭痛や筋肉痛などの全身症状が強く出ます。小児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
インフルエンザウイルスは、毎年少しずつ抗原性を変化させながら、日本を含む世界中の人の間でインフルエンザの流行をおこしています。このようなインフルエンザを、季節性インフルエンザといいます。2011年(平成23年)4月以降、季節性インフルエンザを起こすインフルエンザウイルスは以下の4種類です。
以下の写真は、細胞で分離培養したインフルエンザウイルスを電子顕微鏡で撮影したものです。電子顕微鏡の観察では、インフルエンザウイルスのA型B型等は区別できませんが、参考までに、季節性インフルエンザを起こすウイルス4種類を載せておきます。
保健衛生局/健康科学研究センター/保健科学課 臨床微生物係
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