ページの先頭です。 メインコンテンツへ移動

ページの本文です。

更新日付:2017年5月24日 / ページ番号:C038631

メインコンテンツです。

皆既月食の観察

このページを印刷する

さいたま市内から見た皆既月食の様子

2014年10月8日にさいたま市内から観察された皆既月食です。

皆既月食撮影
    さいたま市 東~南東の空

  1. 18時38分頃  丸く白く輝いていた月は、部分食が始まると月の左下から欠けていきました。
  2. 19時49分頃  皆既食中、月は赤黒く輝いていました。
  3. 20時58分頃  皆既食が終わると、月の左側から明るくなってきました。
18時38分
1.18時38分
19時49分
2.19時49分
20時58分
3.20時58分

皆既月食のあれこれ

1 皆既月食とは

月は太陽の光を反射して輝いています。
月は地球の周りを回っている星で、太陽と地球の位置によって新月や満月など、地上から見てみかけの形が日々変化していきます。

皆既月食は、太陽と地球と月が一直線上に並び、月が地球の影に入ったときに起こります。
普段は太陽の通り道と月の通り道は傾いているため、月は地球の影に入ることはありません。

2 皆既食中の月の色が赤くなる理由

皆既食中、月は地球の影に入っているにも関わらず、真っ暗にならずに赤黒く輝いていました。
その理由は次のとおりです。

太陽の光は地球を通過する際、大気によって散乱されます。
皆既食中、波長の短い青色の光は大気をほとんど通過することができません。
一方、波長の長い赤色の光は、弱められながらも大気を通過することができます。
この大気を通過した赤色の光は、屈折することで月に映り込みます。

これらの現象によって、皆既食中、月は赤黒く輝いて見えるのです。

皆既食中の月が赤く見える理由
提供 国立天文台

関連リンク

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/環境科学課 
電話番号:048-840-2265 ファックス:048-840-2267

お問い合わせフォーム

ページの先頭に戻る