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更新日付:2024年3月18日 / ページ番号:C113538

令和5年度 野外水道教室を実施しました

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さいたま市野外水道教室は、水道水の最需要期でもある夏休みに、荒川上流水源地域である秩父市などを訪ね、水道水の恩恵を受けている市内在住・在学の児童に「水への親しみ」や「水の大切さ」を理解していただくために行っています。
今年度は、7月27日(木曜日)と8月3日(木曜日)に、市内在住・在学の小学生とその保護者を対象に2コース、2日間に分けて実施しました。

7月27日(木曜日) 浦山ダムコースについて

7月27日(木曜日)は秩父市にある浦山ダムと、寄居町にある川の博物館を見学しました。
当日は児童22人、保護者18人、合計40人の参加がありました。

浦山ダム見学の様子

防災資料館「うららぴあ」ではダムの模型を見たり、いろいろな季節に撮られた浦山ダムの写真を見たり、ダムの職員がどういう仕事をしているのか紹介しているパネルなどを見ました。
ダムの上側では洪水から人を守ることなど、ダムの4つのはたらきなどの説明を聞きました。夏真っ盛りで日差しを遮るものがなく、説明を聞くのも大変です。

パネルでの説明の様子
パネルでの説明の様子
見学の様子(ダム上側)
見学の様子(ダム上側)

続いてダム内の見学です。
中に入ると夏の暑さはどこへやら、少し寒いくらいです。内部の気温は1年間ほとんど変わらないみたいだから、寒い時期にくると逆にあたたかく感じるのかもしれませんね。
ダムの内側では、ダムのたわみを計測する機械や、ダムができるまでの写真を見ました。
※浦山ダムは個人で見学する場合でも、内部を見学できる全国でも珍しいダムです。

温度計(ダム内部)
温度計(ダム内部)
ギャラリー(ダム建設の写真など)
ギャラリー(ダム建設の写真など)

最後に、下側からダムを背景に集合写真を撮りました。
浦山ダムは高さ156メートル、長さ372メートル、約175万立方メートルで、全国のダムで6番目に高いんだって!大きく感じるわけだね!

集合写真1 集合写真2
集合写真

川の博物館の様子

浦山ダム見学の後は、バスに乗って川の博物館に移動しました。
川の博物館は「楽しみながら学べる体験型博物館」として、誰でも水に親しみながら憩い、楽しく学べる博物館です。
川の博物館では、日本一の大きさ(直径24.2m)の「大水車」や荒川の源流から河口までの流れなどを縮小して表現した日本一の模型を見学することで、荒川の大きさを「知る」ことができる「荒川大模型」、

大水車
大水車
荒川大模型
荒川大模型

魚が泳ぎエサを食べる様子を「見る」ことができる「渓流観察窓」、荒川と人々のくらしとの関わりあいを「感じる」ことができる展示室、いろいろな遊具で遊ぶことで、水の流れる力や浮く力などを「体感する」荒川わくわくランドなど、

渓流観察窓
渓流観察窓
わくわくランドの様子
わくわくランドの様子

各自で自由に見学・体験しました。川のことを「見て、感じて、知って、体験」できた、とても楽しい時間でした。

8月3日(木曜日)合角ダムコースについて

8月3日(木曜日)は秩父市にある合角ダムの見学と、ダムの近くにある吉田元気村で川遊びや万華鏡(まんげきょう)作りをしました。
当日は児童46人、保護者38人、合計84人の参加がありました。

合角ダム見学の様子

合角ダムでは、展示室の見学から始めました。展示室はダム周辺の模型やダムの目的などを説明するパネルなどが展示してありました。
続いて、石碑(せきひ)の前で集合写真を班ごとに撮りました。

集合写真1 集合写真2 集合写真3 集合写真4
集合写真(合角ダム石碑)

続いて、選択取水設備(せんたくしゅすいせつび)の説明を受けました。
ダムは表面の水は温かく、底に近づくにつれて冷たくなります。選択取水設備があることで、どれくらいの温度の水を取り入れるか選択できるため、川に住む生物や下流の農作物に悪い影響(えいきょう)が出ないように考えながら水を取り入れているそうです。

選択取水設備
選択取水設備
選択取水設備の説明パネル
選択取水設備の説明パネル

続いて、艇庫(ていこ)の説明です。
ここには、ダムに変わったところがないかなどを調べるための巡視船(じゅんしせん)や、ダムに流れ着いた木やゴミなどを集める集塵船(しゅうじんせん)が置いてある倉庫です。
ダムに船が浮かんでるなんて少し不思議だけど、人が作ったものだったり自然が豊かなところにあったりするから、点検したり色々しないといけないんだね。

巡視船
巡視船
艇庫での説明の様子
艇庫での説明の様子

続いてダムの内側の見学です。
中に入ると夏の暑さはどこへやら、少し寒いくらいです。内部の気温は1年間ほとんど変わらないみたいだから、寒い時期にくると逆にあたたかく感じるのかもしれませんね。

ダム内の様子1
ダム内の様子1
ダム内の様子2
ダム内の様子2

ダム内部の説明を受けた後は、再び外に出て、階段を降りて利水放流設備(りすいほうりゅうせつび)の説明を受けました。
ダムに貯めた水を一度に川に流すと、川の水があふれて道路やおうちに水が入って大変なことになります。また、雨が降らずに川の水の量が少ないと使える水が少なくなるだけでなく、川の環境にも影響してしまいます。利水放流設備はそうならないように、川に流す水の量を調整する役割をしているそうです。

最後に、下側からダムを背景に集合写真を撮りました。ちょうど放流していたので、ダムから流れ落ちる水の音が、暑さを和らげてくれました。
合角ダムは高さ60.9メートル、長さ195メートル、約17万立方メートルで、とても大きかったね!

集合写真1 集合写真2 集合写真3 集合写真4
集合写真(ダム下側)

吉田元気村の様子

ダム見学の後は、徒歩で吉田元気村に向かいました。
吉田元気村は合角ダムのすぐ近くにあり、体育館や食事を作れるところ、泊まるところ、お風呂などがあって、キャンプを楽しむことができる施設です。
ついたら、吉田元気村で遊ぶにあたっての注意事項の説明を受けた後、川遊びや万華鏡(まんげきょう)を作って遊びました。

川遊びでは水でっぽうを使ったり、魚を捕まえたり、水かけをしたり、色々な遊びをしました。川は深いところでも児童のひざ下くらいまでなので、安心して遊べました。
「あっちに魚がいたよ。一緒に捕まえに行こうよ!」、「川のはじっこのほうは水が冷たいけど、真ん中の方はあったかいね」など、声を掛け合いながら仲良く遊んでいました。
多くの保護者も暑さに耐えきれず、児童たちを見守りながらズボンのすそをまくって川の中に入っていました。

万華鏡(まんげきょう)作りは川遊びが終わり、お風呂でさっぱりしてから遊ぶ児童がほとんどでした。
説明書を見ながらひとりで頑張って作る児童や、おうちの方に手伝ってもらいながら作る児童など様々でした。

川遊び1 川遊び2 川遊び3
川遊びの様子
万華鏡作成
万華鏡(まんげきょう)作りの様子

参加してくれたみんなへ

アンケートにも協力してくれてどうもありがとう!
「見たことがなかったダムを実際に見て、すごく迫力があった」、「水の使い方、再利用の仕組みが良くわかった」、「水をもっと大切にしたいと思った」、「普段は見られない施設を見学できてよかった」、「ダムの施設の中にある船なども実際に見ることができてよかった」、「ダムに入ったときに階段を降りると少し寒かったのでびっくりした」、「ダムがあるおかげで水の災害を防ぐことができ、安全に生活できていることがわかった」などの感想・意見がありました。
みんな水道教室を通して、水の大切さを理解してくれたみたいでよかったです。

朝早くから夕方まで長時間の開催となりましたが、参加してくれたみんな、どうもありがとう。
次回開催する時は、ぜひまた応募してね!

過去3年の野外水道教室の実施状況

令和4年度

  • 浦山ダムコース
    参加人数 33人(児童:18人、保護者:15人)
  • 合角ダムコース
    参加人数 58人(児童:33人、保護者:25人)

令和3年度(中止:新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため)

令和2年度(中止:新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため)

この記事についてのお問い合わせ

水道局/業務部/水道総務課 広報・防災係
電話番号:048-714-3069・3071・3182 ファックス:048-832-5929

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